アメリカ・フォークシーンの最高峰を行くシンガーソングライター、そしてビジュアルアーティストでもある〈デヴェンドラ・バンハート（Devendra Banhart）〉。

幼少時代をベネズエラで過ごし、10代のときにカリフォルニアへ移住。サン・フランシスコのアートスクールに通い始めましたが、アメリカ西海岸とヨーロッパでのライブツアーを行うため退学してしまったという破天荒な経歴の持ち主です。

2002年にはデビューアルバムをリリース。さまざまな土地を転々とした経験がクリエーションの幅を広め、「フリーク・フォーク」とも呼ばれるフォーク・ミュージックとサイケデリック・ロックを融合させた独自の音楽スタイルを確立しました。現在、世界中で高い人気を誇っています。

一方、自身のアルバムのアートワークも手がける彼。近年世界各地で取り上げられるようになり、個展やグループ展に参加するなど、音楽活動とともに、アート界でも名前が知られつつあります。今年は7月にイタリアのモデナにあるMazzoli Galleryで個展を行ったばかり。

今後、アート界でも活躍が期待される彼の記念すべき日本初展覧会。音楽とアートの垣根を軽々と跳び越えて、無限に広がっていく彼のクリエイティビティーからますます目が離せません。是非足をお運びください！