店のシャッターや公共の壁、さらには著名な美術館やギャラリーにいたるまで、様々な場所に1文字のアルファベットや皮肉なメッセージを描いてきた、シャッタータイポグラフィアーティストとして世界的に有名なベン・アイン（BEN EINE）。

そんな彼とアーティストの立体作品を手がける会社「フライジャル・ベンチャーズ（Fragile Ventures）」がタッグを組み、3次元作品「Objets D'art」をリリースします。

「Objets D'art」はメタル、ウッド、コンクリートで作られた3種類の12㎝四方の立方体。ベン・アインの代表的なタイポグラフィである「シャッター」「テンダーロイン」「サーカス」の各フォントで、アインの頭文字「E」が描かれています。

ちなみにこの作品はいずれも本人のサインが入り100個限定で制作され、12月5日（金）から「フライジャル・ベンチャーズ」のオンラインにて、ひとつ2500ポンド（約50万円）で販売されます。日本では12月6日、7日のみ「MEGUMI OGITA GALLERY」で公開されるとのこと。

イギリスのキャメロン首相が、初のアメリカ公式訪問のギフトとしてオバマ大統領にベン・アインの作品をプレゼントしたという逸話が残るほか、2012年には〈ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）〉とコラボレーションしたシルクスカーフも発売。ベン・アインはバンクシー（Banksy）と並び、世界から注目浴びるストリート発のアーティストと言われています。彼と「フライジャル・ベンチャーズ」が表現する3次元のタイポグラフィの世界を、是非「MEGUMI OGITA GALLERY」でチェックしてみてください。