若干29歳にして今後の日本映画会を背負って立つ逸材として、多くの業界関係者が期待を寄せている新鋭気鋭の映画監督、金允洙。そんな彼の最新作『或る夜の電車』が、東京・渋谷のユーロライブにて2日間限定で上映されることが決定。

インディーズ映画ながら「第55回日本映画監督協会新人賞」にノミネートされ話題を集めた本作。舞台は2013年の大みそかの渋谷。風俗嬢にその運転手、お笑い芸人、風俗帰りの青年、仕事終わりの中年男性など、混沌とした空間のなかで寄る辺ない6人の男女の群像劇を描いていく。

なお、上映日時は12月17日（木）、18日（金）のみとなり、両日ともに上映後には映画監督の三宅唱や当日販売されるパンフレットのデザインを手がけたアーティストレーベル「BYONE」のメンバーらを招いたトークイベントも実施予定。

まずは足を運び、映画の世界に酔いしれながら、その舞台裏までじっくりと堪能してみてください。多くの人がこの若き監督に期待を寄せる理由が見えてくるはずです。