今年の1月10日に逝去したイギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイ。20世紀のなかで最も影響を与えたアーティストの一人と言われ、1970年代前半にはグラムロックという当時の先端の音楽スタイルを牽引。その後もスタンスを変えながら、革新的な楽曲を発表してきました。さらに、俳優としても活躍。大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」（1983年）では英軍少佐役を演じて話題を集めました。

1月8日にリリースされた、ボウイの最後となるオリジナルアルバム「★」（ブラックスター）の発売を記念し、〈ポール・スミス（PAUL SMITH）〉ではTシャツを製作。イギリス人グラフィックデザイナー、ジョナサン・バーンブルックが手がけた「★」のアートワークをTシャツのボディにあしらっています。〈ポール・スミス〉とボウイのコラボレーションは今回で2度目。前回は、アルバム「The Next Day」（2013年）のリリースの際に、Tシャツとレコードを作りました。今回のTシャツは、〈ポール・スミス〉の公式オンラインショップ限定で先行予約を受け付けています。

長年に渡ってボウイと親交を深めてきたデザイナーのポール・スミスは、今回の悲報を受けてコメントを発表しています。「デヴィッド・ボウイは常に改革者であり、彼のすることには間違いがありませんでした。私は彼が友人であり、顧客でもあったということを、とても光栄に思っています。彼のキャリアの中で何度か共に仕事をする機会にも恵まれ、デヴィッド・ボウイという人物を知り得たことは、本当に幸運だったと思います。彼は本当に特別なアーティストであり、素晴らしい人物でした。そしてこの先もずっと、私たちの心の中に存在し続けることでしょう」。