「スニーカーはスポーツをするためのもの」という既存概念を解き払った〈アディダス オリジナルス（adidas Originals）〉の「NMD」。

その「NMD」に込められた"都市冒険者のためのスニーカー"というコンセプトを、インスタグラマー集団「INSPIRATION CULT MAG（ICM）」が写真で表現。発表の場をデジタルからリアルに移し、期間限定の「NMD_GALLERY」を開催しています。

インスタグラマーと言えば、オシャレな生活を紹介しているインフルエンサーといったイメージでしたが、イベント会場で話を伺ったICM編集長の原田康平さんは「グラフィティアーティストが自分だけの場所にタギングを残すように、ツールがカメラに変わっただけで、僕らの文脈はストリートカルチャーにあります」と、自身のコンセプトを説明。

また、参加メンバーの1人であるYUMAさんも、「僕らが考えるインスタグラマーは、街の中であたらしい構図をみつけて、フォロワーを刺激する存在」と、他のインスタグラマーとの違いとともに、「"都市冒険者のためのスニーカー"という『NMD』のコンセプトと僕らの活動は親和性が高いですね」とコメント。

たしかに、街を舞台にフィジカルとインスピレーションを駆使する表現方法は、スケーターやグラフィティといったストリートカルチャーのアップデート版と言うべき存在かもしれません。

冒険のようにストリートを巡り、多少の無茶もしながら、誰も撮ったことのないようなスポットを探し求めるICMメンバーにとって、「NMD」はそのパフォーマンスを大いにサポートする一足だったそう。

さて、その両者が交わったら、いったいどんな写真作品が生まれるのか。その結果は、スマホではなく、ぜひ会場のプリントでご確認ください。