モーターサイクルの文化をバックグラウンドを持つ、スイスの名門時計ブランド〈タグホイヤー（TAG Heuer）〉。150年以上の歴史の中で生み出されてきた数々の名品を、ブランド自らがアーカイブとして多数保存しています。
そんなヒストリアルピースを一般公開するイベントが全世界で開催されており、ここ東京の「エスパス タグ・ホイヤー 表参道」にて今まさに展示が行われています。
パリ、ミュンヘンをはじめとする世界10都市を巡るこのイベント。旅の出発地点はスイスにある本社のミュージアム。それぞれの都市ごとに展示テーマが設けられ、それに沿ったユニークなヴィンテージウォッチが編集され集められています。
東京のテーマは “モーターレーシング&歴史を重ねたデザイン” 。ブランド・アンバサダーであるアイルトン・セナ愛用の「セル」、映画「栄光のル・マン」でスティーブ・マックイーンが着用した「モナコ」が展示されるなど、モーターサイクルファンにとっても必見と言えるでしょう。
1911年に発表された初のダッシュボードクロノグラフ「タイム・オブ・トリップ」。日本では初めて展示。
期間は10月9日（月）まで。なんと入場無料です。日本では二度とお目にかかれない時計もあるでしょう。この機会を、ぜひお見逃しないように。
Text_Rei Kawahara
「世界を旅するホイヤー・ヴィンテージ」展
期間：2017年9月16日（土）〜10月9日（月）
会場：エスパス タグ・ホイヤー 表参道
住所：東京都渋谷区神宮前5-8-1 （地下鉄表参道駅 A1出口 徒歩3分）
時間：12時〜20時 （日・祝は11時〜19時）
電話：03-5635-7054
問い合わせ先：LVMHウォッチ・ジュエリージャパン タグ・ホイヤー
主な展示予定モデル
・1900年 ダブルサイド・クロノグラフ
・1911年 タイム・オブ・トリップ…世界初の自動車・航空機用ダッシュボードクロノグラフ ・1914年 タグ・ホイヤー初の腕時計クロノグラフ
・1916年 マイクログラフ マイクロスプリット…1/100秒を計測した世界初のストップウォッチ。
・1960-70年代のスポーツウォッチ カレラ オウタヴィア モナコ カマロ モンツァ モントリオール シルバーストーン テンポラーダ
・1969年 モナコ 映画「栄光のル・マン」でスティーブ・マックイーンが愛用したモデル
・1970-80 年代のデジタル&アナログ時計 マンハッタン ケンタッキー セネーター
・1991年 セル アイルトン・セナ愛用のシリーズ
