金沢21世紀美術館の特別な一日。アートと音楽が交わる一夜限りのイベント「PRESENTATION – VOL.2」が開催。

「金沢21世紀美術館」で開催中の個展「SIDE CORE｜Living road, Living space」と連動した、アートと音楽が交差するイベント「PRESENTATION – VOL.2」が11月15日（土）に開催されます。

これは美術館を “展示するだけの場所” ではなく、“新しい表現が生まれる場所” として捉え直す試み。 会場となるのは「金沢21世紀美術館」の地下1階「シアター21」。ライブハウスでもクラブでもなく、そして通常のギャラリーとも異なる空間で、アーティストたちが実験的かつ即興的なプレゼンテーションを繰り広げます。

キュレーションを担当するのは、東京を拠点に活動する「Somewhere in Tokyo」。パンデミック以降は都市の空間そのものを舞台にフリーパーティーやシークレットライブ、街を巡るアートイベントなどを展開してきた遊びを知る大人たちです。

そんな彼らが今回招くのは、映像ディレクターとしても知られるミュージシャン、VIDEOTAPEMUSICと、国内外でカルト的な人気を誇る音楽家、日野浩志郎によるソロプロジェクト「YPY」。 さらに、イタリア・フィレンツェ発のスピーカーブランド〈K-Array〉によるサウンドシステムが導入され、サウンドエンジニアgrayfieldが空間演出を担当。オフィシャルバーとして日本橋兜町のナチュラルワイン専門店「human nature」が参加し、特別な一夜を彩ります。

展示とライブ、アートと日常の境界が曖昧になる今回のイベント。こうした実験的な試みは、さまざまなインスピレーションを得られるチャンスでもあります。ぜひ会場に足を運んでみてください。心が躍る体験がそこに待っています。

Text_Tsuji