流行りの美容男子とまではいかないけれど、メンズたるもの、身だしなみも自分自身のスタイルで楽しみたい。毎日のルーティンだからこそ、大きな変化を求めるのではなく、自然体で臨むのがいちばんです。がんばり過ぎず、あくまでも“整える”をテーマに美容習慣、はじめてみませんか。
Photo_Satomi Yamauchi
Text_Akiko Maeda
Edit_Amane Yasuda
マルチバーム(40g)¥3,850
クローゼットからお気に入りの服を引っ張り出して鏡に向かう。服はオーケー! 次にいつになく大胆についた寝癖にふぅとため息をつきながら自分の顔を眺める。しかし朝というのはいかんせん時間がないのが常なのです。
そこで、毎朝の身だしなみのファーストステップにぜひ加えてほしいのが〈ニキ(NIKI)〉のマルチバーム。これひとつで全身に使えるオールマイティなバームと、ほのかに香る練り香水のいいとこ取りなので、わずらわしいことが苦手なぼくらにもってこいのアイテムです。
そして、なんといっても、今日初めて会ったひとに「なにつけてるの?」と聞かれる“ハズさない”香りが決め手。手軽なのに“なんか素敵”な印象になれるのは男としてはシンプルにうれしいものです。
まずは、指先にマルチバームを5円玉大くらい取って手のひらに広げると体温で溶け出してとろんとオイリーな質感に変化します。それを寝癖のついた髪全体にワシャワシャと広げるだけで自然な動きが出てたちまちこなれたムードに。ほんの少し馴染ませるだけでウエットな質感が出る手軽さもグッド。
使用後に手に残ったバームは、そのまま手のひらに広げてハンドクリームに、もうひと足ししてリップクリームにもどうぞ。バームのなかでは軽めのテクスチャーで過度なベタつきを感じないのも優秀です。
バームというと一般的にハーブ系のオーガニックな香りのものが多いけれど、こちらはスモーキーさを感じるパチュリをベースに、ムスク、アンバー、ベルガモットを配合。ムスクとアンバーが持つあたたかみのある甘さのはじまりから、レモンやオレンジに似た柑橘系のベルガモットがプラスされた東洋的な深みを感じさせる香調が特徴です。
はじめは少し甘めかな? と感じるかもしれないけれど、自身の持つ肌の匂いと溶け合うことで上品さと華やかさをあわせ持った奥行きのある香りに落ち着きます。ただ、全身に使うことを考えると強い香りは求めていないけれど、これはほんのり香るくらいの繊細さだから気兼ねなく使えそうです。
ファッションもそうであるように、美容においても気張らず、自然体を保つのが実はいちばんヒップなのかも。新しい出会いの季節も、力みすぎず自分らしいスタンスで過ごしたいところです。
[成分]
オリーブ果実油、ミツロウ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、メドウフォーム油、ホホバ種子油、香料、ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/べヘニル)、セイヨウアブラナ種子油、トコフェロール

