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家具好き垂涎の「チャンディーガル」シリーズを展示販売します! 建築家ピエール・ジャンヌレを真髄がここに。

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家具好きなら誰もがその名を一度は聞いたことがあるだろう、建築家ピエール・ジャンヌレ。建築界の巨匠ル・コルビジェの従兄弟であり、 事務所をともに立ち上げたコルビジェの重要なパートナーとしても知られています。

そんなジャンヌレの代名詞である「チャンディーガル」シリーズの椅子と机を一堂に会した展覧会兼販売会が、世界中の貴重なヴィンテージやデザイナーズ家具、アート作品などを取り扱う日本発のデザインギャラリー「オブジェ デ アート(Object d’ art)」にて開催されます。

1950年代初頭、ジャンヌレはコルビジェとともにインド北部・パンジャム地方の新都市(チャンディーガル)計画に参加。途中コルビジェがプロジェクトを離脱したのちもチーフアーキテクトとして、チャンディーガルの都市空間から建築物、家具までを総合的にデザインすることに挑み、それを実現させました。

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今回展示されるのは、ジャンヌレがその都市計画で生み出した家具シリーズです。 洗練された近代的なデザイン性と、インドの工芸的アプローチの融合から、デザイン史において高く評価されておりファンも多い名シリーズです。

ジャンヌレは、チーク材やラタン(藤)など地元にある素材、シンプルな設計、 製造方法を取り入れ、当時工業化が進んでいなかった現地の工房職人たちと共に創作を進めました。刻印やサインに個体差があるのは、いかに多くの職人がジャンヌレの家具を一緒に製作したかという証です。

本展では、オフィスチェアを含む椅子13脚とテーブル2台を、ジャンヌレが現地に構えた邸宅の一室をなぞらえた空間で展示します。稀代の建築家、ジャンヌレの創作に触れる絶好の機会となりそうです。

Text_Ryo Komuta


Pierre Jeanneret -Chairs for Chandigarh-
期間:11月17日(金)〜26日(日)
時間:11:00〜19:00
会場:de choix
住所:東京都港区南青山7-11-4 3F
電話:03-6886-8484

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