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ジョーダン ブランドに特化したコンセプトストア「TOKYO 23」が生まれ変わりました。

  • Photo_Erina Takahashi
  • Text_Issey Enomoto

東京・原宿の「TOKYO 23(トーキョー 23)」は、「アトモス(atmos)」が運営する、〈ジョーダン ブランド(Jordan Brand)〉に特化したコンセプトストア。オープンから10周年を迎えた同店がリニューアルし、2026年7月18日にグランドオープンしました。

今回のリニューアルで大きく変わったのが、店内のムード。以前のスポーティな空間から一転し、ブラウンを基調とした、クラシックで落ち着きのある雰囲気に。アンティーク家具やウッドを取り入れ、〈ジョーダン ブランド〉が持つ歴史や品格を感じられる空間に仕上がっています。

バスケットボールカルチャーとのつながりも健在です。ボールケースやテーブルには、実際に体育館で使われていた床材などの廃材を使用。和モダンなベンチには、バスケットボールをイメージした素材のクッションが置かれています。

シューズウォールやアパレルラックには井草を組み合わせるなど、日本らしい素材も随所に採用。バスケットボール、ストリート、クラシック、和の要素が混ざりあう、「TOKYO 23」ならではのリミックスが表現されています。

店内には、〈ジョーダン ブランド〉の歴代モデルから最新のシューズ、アパレルまでを幅広くラインナップ。「TOKYO 23」でしか購入できないオリジナルアイテムも展開されます。


勝負服を選びに来るようなワクワク感がある。

バスケットボールにゆかりのある人たちは、今回のリニューアルをどのように受け止めたのでしょうか。まず話を聞いたのは、バスケットボールアナリストの佐々木クリスさんです。

佐々木クリス
バスケットボールアナリスト。プロバスケットボール選手としてプレーした後、解説者やリポーター、同時通訳、執筆など幅広く活動。2017年からBリーグの公認アナリストを務める。

「〈ジョーダン ブランド〉は、最高の自分でありたいという気持ちを後押ししてくれるブランド。今日は頑張りたいという日にジョーダンを履くことで、もう少しチャレンジしてみようと思える。日常のなかで背中を押してくれる存在だと思っています。

新しくなった『TOKYO 23』は、ブティックのような高級感があって、お気に入りの一足やトップス、ボトムスを、勝負服を選ぶような気持ちで探せる。そんなワクワク感が漂っているのが素敵だと思います。

この店舗には、商品を購入するだけではない、コミュニティのタッチポイントとしての役割も期待しています。履いているエア ジョーダンをきっかけに会話が生まれ、コミュニティが広がっていく。スニーカーを買うだけでなく、体験したり、思いを語りあったりできる場所になったらいいですよね」(佐々木さん)

店内には、新たにワークショップスペースも常設。ブランクボディのTシャツと好みのワッペンを購入し、その場で自分だけのオリジナルアパレルをつくることができます。

佐々木さんも体験し、自分だけの1枚を完成させました。


スポーツの枠を超えて、幅広いスタイルで楽しめる。

続いて話を聞いたのは、ENEOSサンフラワーズで活躍し、日本代表として東京、パリの2大会連続でオリンピックに出場した宮崎早織さんです。

宮崎早織
元バスケットボール選手。ENEOSサンフラワーズで活躍し、日本代表として東京、パリの2大会連続でオリンピックに出場。2025-26シーズンをもって現役を引退し、現在はスポーツ解説やイベント出演など幅広く活動。

「現役時代には〈ジョーダン ブランド〉のバスケットボールシューズを着用していました。自分がこのブランドのシューズを履いてプレーできる日が来たんだと思うと、夢のようでした。海外の選手からシューズを褒められる機会も多く、ブランドの特別さを実感していました。

AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG ‘Love of the Game’(本人私物)

アンクル部の内側に記された「Much Love and Respect」は、マイケル・ジョーダンが引退時に発表した、バスケットボールへのラブレターに記されていた言葉

今日のエア ジョーダン 1は、シックな色合いと上質な素材感が気に入っています。普段履いているジョーダンとはまた違う魅力があります。

〈ジョーダン ブランド〉はスニーカーだけでなく、アパレルも普段着として愛用しています。スポーツの場面にとどまらず、いろいろなスタイルで楽しめるところもポイント。このお店は素敵なものにあふれていて、居心地のいい空間。魅力的なアイテムも多く、全部欲しくなってしまいますね(笑)」(宮崎さん)


若い人たちが足を運ぶきっかけになれば。

リニューアルを記念し、アーティストの上岡拓也さんが描き下ろしたグラフィックを使用したTシャツもリリース。

店内には上岡さんのアート作品も展示されています。絵の具とスプレーで描かれた鮮やかな作品が、ブラウンを基調としたシックな空間にリズムを加えています。

「自分にとってマイケル・ジョーダンはレジェンド」と語る上岡さんは、落ち着いた店内に対し、作品はあえて異なる方向性で仕上げたといいます。

上岡拓也
アーティスト。桑沢デザイン研究所在学中から、デザイナー、イラストレーターとして活動を開始。企業広告、商品パッケージ、ミュージックアートワークなど、さまざまな分野に作品を提供。

「このお店は代々木公園のバスケットボールコートと関わりが深いので、コートの色から着想を得てグラフィックを制作しました。あそこでバスケットボールをしている若い人たちが、店に来るきっかけになればと思いました。

店内が落ち着いた雰囲気なので、作品まで合わせすぎず、差し色になるようなポップさを加えています。幅約4メートルの作品は、作業場で見ていたときよりも大きく感じますが、こうして引いて眺めると、なかなかいい感じに仕上がったと思います」(上岡さん)


シューズやアパレルを選ぶだけでなく、カスタムを楽しみ、アートに触れ、バスケットボールへの思いを共有する場所へ。〈ジョーダン ブランド〉を中心に、さまざまな人やカルチャーが交わる空間に生まれ変わりました。ジョーダンファンはもちろん、新しいカルチャーとの出会いを求める人も、ぜひ足を運んでみてください。

INFORMATION

TOKYO 23

住所:東京都渋谷区神宮前4-28-21 ハーモニー原宿1階
営業:11:00〜20:00
電話:03-6804-2635
インスタグラム

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