ワインとアートを軸に、食や音楽を交えながら、ワインをめぐる新しい体験と文化のあり方を探るプロジェクト「WART」。その第2回目となる「Ikejiri Wart Fair」が、3日間限定で池尻大橋駅前のガソリンスタンド跡地にて開催されます。
会場となるのは、ガソリンスタンドの閉業後次の役割へと移行するまでの間だけ使うことが許された、都市における一時的な空白。会場構成は、建築家・元木大輔氏率いる「DDAA」が担当し、剥き出しの空間に植物とスツールを配置することで、ワインを楽しむ場へを生まれ変わらせています。高さ約6mの天井から吊り下げられるアイコニックなチューブ状の照明にも注目です。
飲食ブースには、ナチュラルワインに対する豊富な知識を持ち、アートや音楽カルチャーの感性を宿すレストランが集い、それぞれの信念でセレクトされたワインとフードを提案します。ドリンクは以下の3店が日替わりでサーブ。
「ウグイス(uguisu)」※8月28日(金)限定
2005年に三軒茶屋「ウグイス」、2011年に西荻窪「オルガン(organ)」をオープン。料理の世界ではソムリエからキャリアをスタート。旬の食材を生かした自由な料理と、長年培ってきたワインへの深い知識でも知られる。今回は普段なかなか出会えない特別なボトルを交えてセレクトしているそう。
「コイコイ(coicoi)」※8月29日(土)限定
レストラン「ケルミストウキョウ(kermistokyo)」とワインディストリビューター「ワイニートウキョウ(winy.tokyo)」の共同プロジェクトのワインバー。築70年越えの日本家屋アパートをリノベーションし、古き良き部分は残しながら新たにアンティークショップでセレクトした家具や照明を設えた懐かしくも新しくも感じる空間。北海道ワインとフランスワインを中心に世界各地のワインを取り揃えている。
「ウキヨ(Ukiyo)」※8月30日(日)限定
代々木上原の複合施設「カボ(CABO)」内にあるイノベーティブレストラン。炭火とスパイスを特徴とした、日本の旬を表現するコース料理を提供している。厳選した世界中のワインや日本酒を用いたペアリング、オリジナルのノンアルコールドリンクも評価されている。
フードは、赤坂の「サバス(SABASU)」と池尻大橋の「マッシーフ(Massif)」がナチュラルワインに合わせて提供します。
そして、この実験的な空間を彩るのがアートと音楽。サンフランシスコのストリートアートシーンを牽引するバリー・マギー(Barry McGee)がイベントのアートワークを手掛けるほか、営業当時にサービスルームだったスペースでは原宿のアートギャラリー「スクーターズフォーピース(Scooters For Peace)」がポップアップを展開し、アートを単なる空間の装飾としてではなく、ワインや食、音楽と同列の “体験” として再定義します。サウンドディレクションは、DJコレクティブ「CMYK」のNomizoが担当しています。
ガソリンスタンドという見慣れた日常の風景が、飲食・建築・アート・音楽が交差する新たな体験に変わる3日間。ぜひ足を運んではいかがでしょうか。
Ikejiri Wart Fair
会期:8月28日(金)〜30日(日)
住所:東京都目黒区東山3-15
時間:17:00〜23:00
入場:無料
※ワインを楽しむ方は別途グラスの購入(¥2,500)が必要です。

