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新しいル ラボ、香りの記憶。Living in New Light.

香りは時として、写真やテキスト以上に人の記憶や感情を呼び起こすもの。来たるホリデイシーズン、〈ル ラボ〉に届いた新たなキャンドルは、紙を意味する“パピルス“の名前を冠したもの。優しく落ち着いたその香り。忙しない日常のほんの束の間に、灯した火を眺めながら自分の心の小さな声と、見過ごしてしまいそうな日々のディテールと向き合ってみよう。いつかまた、この香りに触れたとき、その記憶はふと蘇ってくるはずだから。まるで、思い出を書き留めたページを静かにめくったかのように。

Photo_Yuko Sugimoto
Edit & Text_Rui Konno


ル ラボの新キャンドル、
そのコンセプト。

毎年、普段とは違う特別なクリエーションがお店に届く、ホリデーシーンの〈ル ラボ〉。今年のそのお披露目が、大阪・南堀江の路面店で先ごろ行われました。

例年は、いつもとは違う、ちょっと小さなサイズのフレグランスが登場したり、新たなトライをするには打ってつけのこの機会。今年はそのホリデーシリーズに加えて、新しい香りがクラシック キャンドル、「パピリュス 20」が登場します。これまでのキャンドルのラインナップにはない、初めての香りです。

少し変わった〈ル ラボ〉の品名。これは通常、主たる原材料と含まれる原料の数を示すものですが、この「パピリュス 20」は少し特別。紙を意味する“パピルス”にちなんだ名の通り、シプリオールをベースにしたその香りは、どこか土や草木のよう。気持ちが落ち着く優しい匂い、でも、やっぱり洗練された印象です。

サンスクリット語に由来するナガルモタの別名でも知られるこのシプリオールは、筆記用としてつくられた、人類史で最初の紙の原料と同じ一族であると言われています。

〈ル ラボ〉PAPYRUS 20 ¥12,540(ル ラボ お客様相談室)
シプリオールを中心に、イランイランやラブダナム、そして深みのあるムスクなどが調和した、新たな香りのキャンドル。サイズはゆったり使える8.6オンスで、もちろんガラスの容器の制作から、そこに流し込む作業まで、すべてアメリカ国内で手作業で行われている。ラベルには好きな英数字を刻める(最大で23文字まで)。

秋の夜長に、
そっと火を灯して。

きっと誰もが、香りと記憶の結びつきを実感したことがあるでしょう。
不意に触れた香りで、突然いつかの情景が蘇ったり、そのときの感情までもが思い出されたり。香りの記憶と、紙の記録。長い長い歴史の中で、同じ自然の植物が異なる形で、人に何かを留めているというのは不思議だけれど、どこか必然も感じるエピソードです。
このキャンドルに火を灯したら、忙しない日々を過ごす私たちもまた、そんな大きな時間の流れにいるのだと感じられるかもしれません。それは個人の記憶ではなく、きっと人間の歴史の記憶、そのものだから。

ところで冒頭のクリエーションという言葉。〈ル ラボ〉では、商品に対して、あまり“プロダクト”というような呼び方をしないそうです。キャンドルも香水と同様に、手作業で仕上げることを大切にしている〈ル ラボ〉。どれも少しずつ異なるユニークな表情を持つそれらはさながら作品のようで、まさにクリエーションと呼ぶに相応しいもの。街の空気は澄み、人々はどこか浮き足だって、ちょっと感傷的になるこれからの季節。たゆたう香りとゆらめく火、誰かの手仕事が生きたクリエーションが私たちの日常にもたらしてくれる束の間の非日常。それは、きっとどんなギフトよりも特別な贈り物となるでしょう。

〈ル ラボ〉ハンド ポマード トリオ 3×55mL ¥13,200、ホリデー ディスカバリー セット 3×7mL ¥16,830(すべてル ラボ お客様相談室)
バジルとヒノキ、マンダリンという異なる3種類の香りで手肌を保湿してくれる箱入りのハンドポマードのセットや、〈ル ラボ〉では初めて7mlというミニチュアサイズで展開される、フレグランスの“ディスカバリーセット”も揃う今年のホリデー。後者は 「サンタル 33」、「アナザー 13」、「テ ノワール 29」という、〈ル ラボ〉の代表的な香りがセットになっていて、持ち運びしやすく、比べて楽しむにも最適な内容。

INFORMATION

ル ラボ お客様相談室

電話:0570-003-770
公式サイト

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