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南米から届く、想いの通ったペルーニット。 フリークス ストアで開かれたレセプションを覗いてきました。

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グンと冷え込み始めた今日この頃。寒さを凌ぎながら自分を着飾ることができる。そんな服選びがこれからの季節の肝になってきます。セレクトショップの「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」がリリースしたペルーニットのコレクションはまさにど真ん中なアイテム。先日渋谷店で行われたこのコレクションのレセプションにフイナム編集部がお邪魔しました。

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このペルーニットは、ペルーやインドでの現地生産を30年以上続けている中山商店との協業でつくられました。もとは中山商店がペルーの貧富の差に焦点を当て、先住民の伝統的なコミュニティを壊すことなく生活の向上に貢献すべく始めたプロジェクトで、ペルーの都市であるプーノの人々に編み物の技術を伝えるところが原点。ゼロからニット生産の拠点・仕組みを構築して製品作りを続けています。

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今回「フリークス ストア」はデザインを現地に直接発注し、メンズ3型とレディース4型を発売。すでに販売されていたレディースニットの売れ行きがよく、すでに何回か現地の編み子さんに再発注をかけているとか。カーディガンタイプのものが特に人気で、レセプション当日に買っていく人の姿もありました。ざっくりと羽織ったときの印象はたしかにゆるくて可愛らしく、メンズにカーディガンがないのが悔しいほど。

丁寧に編まれたニットはふっくらした仕上がりで、生地を引っ張ってもビクともしない強度の高さを兼ね備えた優れもの。冬場は0度近くなるプーノの気候でつくられるニットは保温性も抜群に高く、屋内でニットを着用していたスタッフは少し暑そうな様子。

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ペルー料理やお酒も盛大に振舞われたこのレセプションは、大盛況にうちに幕を閉じました。3時間という短い時間にも関わらずおよそ200人が渋谷店に駆けつけたようです。

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決してよくはない環境下の中、期待に応えながら手作業でニットを作り続けている編み子さんたちへの「フリークス ストア」からできる恩返しは、“手に取った人たちの笑顔や声を届けること” と担当者は語ります。実際にこのレセプションやポップアップ期間の様子をムービーや写真に収めてプレゼントをするそうです。

大量生産品とはまた違う、真心や想いの通ったペルーニット。「フリークス ストア」各店舗で展開されているので少し足を止め、そのあたたかさを感じてみてください。

Text_Rei Kawahara


FREAK’S STORE
www.ec.freaksstore.com

ペルーニット コンテンツページ
www.ec.freaksstore.com/news

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