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前夜祭イベントは11月3日にVACANTで。「奄美・琉球」特集のトランジットは生命力あふれる誌面です。

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旅や文化をテーマに、美麗な写真や紀行文、アカデミックな記事など知的好奇心を満たしてくれる雑誌『TRANSIT』。一冊まるっと一つの国を特集するスタイルから、一冊ワンテーマへとリニューアルしたのも記憶に新しいところ。

今週、11月4日(金)に発売の『TRANSIT』は「奄美・琉球」特集号なのですが、発売前夜となる11月3日(木)に原宿・VACANTでリリースパーティーが開催されます。

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九州から台湾にかけて弧を描くように島々が浮かんだ「奄美・琉球」。ガラパゴス諸島で生物が独特の進化を遂げたように、本州から遠く離れた彼の地も、独特の環境をもち、ここでしか見られない文化、慣習、生態系を発達させてきました。たとえば、イリオモテヤマネコやアマミノクロウサギなど、無数の希少種の棲み処となり、生物の楽園ともいわれています。その生態系や高い生物多様性は世界的にも珍しく、2018年の世界自然遺産登録にも注目が集まります。『TRANSIT』では、そんな世界遺産候補地である奄美大島、徳之島、やんばる、西表島の4つの地域を旅し、その魅力を探っています。

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前夜祭のイベントも興味深い内容になっています。たとえば第一部では意外な取材の裏話から地元の盆踊り映像まで、写真家や編集部が見聞きした取材秘話を紹介。また、日本各地の民謡を研究する音楽ライター/DJの大石始氏と奄美出身のジャンベ奏者・奈良大介氏による奄美・琉球の民謡を比較する「島唄講座」も。第二部はマブリのおふたりによる本場の島唄LIVEや季節外れの盆踊りも予定しているとのこと。祭りに欠かせない、奄美・琉球のフードやシーサーガフ(オリオンビール×シークワーサー)といったドリンクや黒糖焼酎なども用意されています。「奄美・琉球」号の先行販売も。

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まるで2次元の雑誌を立体的に立ち上げたかのような内容の前夜祭。『TRANSIT』が好きなひとはもちろん、琉球や奄美の文化に興味があるひとはぜひイベントをのぞいてみてください。もし世界遺産に登録されることが決定すれば、逆に観光客が押し寄せ、行きづらくなくなってしまうということも十分に考えられるので、チェックするならいま、です!

Text_Shinri Kobayashi


TRANSIT 特別編集号 RELEASE PARTY
AMAMI & RYUKYU NIGHT 

入場:無料(奄美・琉球のおいしい DRINK & FOOD付き)
日時:2016年11月3日(木)19:00~21:00
会場:VACANT 2F
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13

定員:150名

予約方法:info@transit.ne.jp へ、タイトルを【新刊イベント参加申し込み】とした上で、参加者名・参加者人数をメールしてください。
返信メールをもって、予約完了となります。

イベント内容
◼︎TALK SHOW

01:「南洋の島で暮らす」
NUMA(フォトジャーナリスト/DJ)×黄瀬麻以(写真家)×TRANSIT編集部

02:奄美・琉球の島唄講座
大石始(音楽ライター/DJ)×奈良大介(ミュージシャン)

◼︎LIVE
03:シマ唄LIVE(と盆踊り!?)
奈良大介&タナカアツシ(マブリ

◼︎FOOD&DRINK
MANGOSTEEN TOKYO

TRANSIT 特別編集号 美しき奄美・琉球/秘密の島旅へ ―世界自然遺産に向けて―

発売日:11月4日(金)
価格:¥1,800+TAX

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