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写真家・名越啓介が切り取るコンゴ民主共和国の首都、キンシャサのリアルな姿とは。

人口約900万人を抱えるアフリカ有数の大国、コンゴ民主共和国。世界11位の面積を誇る国土の中に、様々な風俗や慣習が存在しています。同国の首都であるキンシャサは、未だ安全の確保が出来ておらず渡航者はもちろん、現地の人々も恐れる場所として知られています。

そんな危険な街、キンシャサのリアルな姿を写真家の名越啓介氏が旅をして撮影を行った写真展「KINSHASAA!」が大阪の高感度ショップ「イマジン(IMA:ZINE)」で開催されます。

本展では、キンシャサの日常にある黒魔術、プロレス、ファッションに興じる人々の暮らしが写し出されています。日本では決して見ることのできない現地の生々しさを、作品を通じて感じ取ることができます。

また、写真展の開催を記念して、名越氏の作品がプリントされたショルダーバッグや、グラフィックアーティストのVerdyと「イマジン」の谷篤人氏と稲葉冬樹氏が手がけるブランド〈ゼパニーズクラブ(Zepanese Club)〉によるコンゴ民主共和国をイメージしたTシャツの販売もされます。

これまでにスクワッター、チカーノなど世界中のアウトサイダーを撮影してきた気概の写真家によるフォトエキシビジョン。これは一見の価値がありそうです。ぜひ関西圏に住んでいる方は「イマジン」に足を運んでみましょう。

Text_Ryotaro Miyazaki


名越啓介 写真展 『KINSHASAAA!』
期間:7月21日(土)〜8月10日(金) 12:00〜21:00
※7月20日(金)18:00〜オープニングレセプションを開催。
会場:IMA:ZINE
住所:大阪府大阪市北区中津3-30-4
電話:06-7506-9378
imazine.osaka

名越啓介
1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒。過去に「EXCUSE ME」、「CHICANO」、「SMOKEY MOUNTAIN」、「BLUE FIRE」など、多くの写真集をリリース。昨年には、愛知県豊田市にある保見団地に3年間通い、多国籍な移民労働者たちの日常を撮り続けた「Famillia 保見団地」を発表。

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