夏フェスが各地で開催されはじめているこの折に、 “野外フェスティバル” をテーマにしたエキシビジョン「Festival View DEAL Exhibition」が「ベースメント ギンザ(Basement GINZA)」にて開催されます。
野外フェスティバルをはじめ、カウンターカルチャーをバックボーンに持つ文化を発信するフリーペーパー『DEAL』が主催するこのエキシビジョン。
フジロック、ロッキンジャパンなどのオフィシャル写真を手がける宇宙大使☆スターや、フェスシーンでライブペインティングを行ってきた絵画作家のGravityfreeらの作品が展示されます。
コンセプトは以下の通り。
フェスという場所、フェスという時間がもたらしてくれるものとは何なのか。 日常と違う空間に身を置くことで感じられる「感動」や「喜び」、そして「感謝」。それぞれの人が、さまざまな感情を抱く。フェスでひとりひとりが何を感じ、何を受け取り、写真やアートとして それをどう切り取っていったのか。フェスがもたらしてくれるそれぞれの物語。
会期前日の7月13(金)には、参加する作家らも在廊するオープニングエキシビジョンが開かれ、7月16日(月・祝)にはトークイベントも行われます。
外で音楽を楽しむという体験が身近になった昨今ですが、意外にもフェスにまつわる展示はこれまであまりなかったかもしれません。この時期ならではの高揚感を高めるユニークな展示にぜひ足を運んでみてください。
Text_Rei Kawahara
Festival View DEAL Exhibition
会場:Basement GINZA
住所:東京都中央区銀座4-3-5 Ploom Shop 銀座店 B1F
会期:7月14日(土)〜7月24日(火)
時間;11:00~20:00
作家プロフィール
宇宙大使☆スター
フジロック、朝霧ジャム、ロッキンジャパン、ライジングサンなど日本各地のフェスティバルでオフィシャルカメラマンを務め、オーディエンスをモチーフにした作品が特徴である。その一方、写真は生活を豊かにする、そんな想いで、自らも世界中を飛び回り、その 日その場所でしか起こりえない情景、出会いを感じながら、あらゆるシーンでシャッターを切り続けている。
www.tsuyotsuyoniconico.com/
Gravityfree
ふたりから成る絵画作家。個人ではなく、共鳴し合う複数単位での思想を軸に、「Gravityfree」というひとつの作品を作り出す。絵画制作を中心に国内外の様々なシーンでのライブペイントショーや壁画制作など、東京を拠点に2001年より創作活動を続けている。フジロックなど、数多くのフェスでライブペインティングを行っている。
gravityfree.jp/
林大輔
グレイトフルな音楽に取り憑かれアメリカ通いも早20年。ジャムバンド・シーンを追いけてさまざまなフェスやショウを撮影。旅、音、自然をテーマに震える瞬間を九山八海這いずり回って探求中。
www.daisuke-hayashi.com/
フリーペーパー『DEAL』
60年代に起こったカウンターカルチャーをバックボーンに、今の時代、そしてこれからの時代につながる、フェス、エコロジー、オーガニックといったカルチャーを発信するフリーペーパー。2016年12月に創刊し、春夏秋に刊行。「夏」「フェス」「ジャム」「旅」などをテーマにした夏号(6号)は7月12日に発行予定。
www.dealmagazine.net/
オープニングレセプション
日程:7月13日(金)
時間:18:00〜21:00
トークイベント「フジロックコンシェルジュ場外編」
日程:7月16日(月・祝)
時間:17:00
登壇者:宇宙大使☆スター、Gravityfree、長谷部敦(MC)、菊池崇(DEAL/フェスおじさん)