「NORAH」をご存知でしょうか。語源は「野良」。自然の中でおおらかに生きる人や、そこで起きる種々の物事にフォーカスした雑誌です。
2年越しの発売となった最新号は、「種」にフォーカス。「考える種-THINKING SEED-」というテーマを掲げ、さまざまな角度から掘り下げています。
食物連鎖の裾野には植物があり、その植物のもととなる種は、すなわちあらゆる生命の起源ということ。そのエネルギーや仕組み、そして美しさに着目することで、人が社会生活の中で忘れつつある「野良」の感性を取り戻す。実に興味深い試みだと思います。
ご購入はこちら、もしくは書店にて。ちなみに、「NORAH」をつくっている「メディアサーフコミュニケーションズ」は、青山の「COMMUNE 246」や、「青山ファーマーズマーケット」なども手掛けているそうなので、併せてチェックしてみてください。
Text_Taiyo Nagashima
NORAH Season6 : Autumn 2016
価格：￥1,550+TAX
norahnorah.jp
-THINKING SEED-
The Shape of seeds/ 種苗の現状と種の保存/ 種と言葉/ 種の起源㲈愛？/ 種採る人々/ 未来の伝統野菜/ 稲の未来を切り開く –アートとしての種採り–/ 育種の真実/ 旅する種/ 実りの種、みつばち/ きのこの不思議 胞子の秘密/ 種から搾るエネルギー/ 無限の巡り合わせ 食欲のタネ/ 新たな生命の息吹をもたらす爆弾
-THE BEAUTY OF TASTE-
美味しさはどこから来て、どこへ行くのか/ 美味しさとは何か？ —伏木亨教授インタビュー/ 美しい味を生み出す/ 自然が生んだ旨味 —麹
Farmer’s Market @ UNU RAW TOKYO/ Urban Farm Community Oakland/ 無花果/ Rethink Food Project / Farm to Table/ TAKIGAHARA FARM
-BRIDGE OVER-
Omnipollo/NOT FOR SALE ALE/ Cape Project
-SEED column-
パンを巡る「種」/ 私のミナモト 日本酒の種/ 自由の種/ 文化の種/ 種の保存とLGBT/ 息を吹き返したレコード文化のキセキ/ 学びの種/ 飯の種/ イキバをなくした種/ 三倍体：種なしは割り切れない
-NORAH column-
Naoko Tanijiri’s HITOTEMA recipe/ To make something continue with or without changing./ Growing trees from seeds/ N.G. R./ 杜氏という農的生業「ナリワイ」
