テーマは芸術の都、サンタフェ。TMTの2018年秋冬コレクションの注目アイテムを紹介。

1900年代から1970年代にわたる古き良きアメリカのサブカルチャーをアイテムに取り入れながら “温故知新” をテーマに服づくりをするブランド〈TMT〉。当時の仕様を再現するために、細部にまでこだわったデザインが評価されています。

2018年秋冬シーズンのテーマは、インディアンジュエリーなどの美術品にあふれ、音楽祭や工芸祭が開かれる芸術の都 “SANTAFE” です。

MA-1 TYPE REVERSIBLE FLIGHT JACKET ¥39,000+TAX
表裏に撥水性のあるナイロンを使用したリバーシブルのMA-1。表側には高密度で織り上げられたナイロンツイルが使用され、裏側にはリップストップ生地にキルティング加工が施されています。リバーシブルながら両面同色系なため、着回ししやすいのが特徴。

SULFIDE-DYED SLUB CORDUROY BOA RANCH ¥45,000+TAX
昨シーズンも好評だったスラブコーデュロイ生地のボアランチコート。〈TMT〉の定番アイテムながら前回よりも着丈を少し長くし、両胸ポケットの追加や襟・カフスのディテール変更などでバージョンアップされています。また、新色としてカーキ色が追加されました。

BRUSHED BACK-DENIM VINTAGE FINISH COVERALL ¥34,000+TAX
〈TMT〉では初めてとなる暖かい裏起毛のハイストレッチデニムを使用したカバーオールジャケット。横糸に通常の約6倍繊維が細いポリエステル糸が使用されているので、冬には敬遠されがちなデニム生地の冷たさが解消されています。プエブロ民族を意識したコンチョボタンやウエスタン調のカーブポケットなどが特徴。

SULFIDE-DYED SLUB CORDUROY BOA RANCH ¥20,000+TAX
〈TMT〉で人気の「SHAGGY BOA」シリーズ。ありそうでなかったカウチンニットの柄・配色のパターンが特徴で、カンガルーポケットの使い勝手も抜群です。

FEATHER NECKLINE HANDKNIT COWICHAN ¥36,000+TAX
ウールとナイロンを混紡させた、ハンドニットカウチン。襟周りのイーグルフェザーがインターシャ編みで表現されています。ウールだけでなく、ナイロンを混紡させた糸を使用することで強度と軽さを実現。

サンタフェの先住民であるプエブロ族の柄や、独特な建築様式を象徴とする日干し煉瓦の色、ターコイズブルーの色などが随所にちりばめられ、先住民族がベトナム戦争に徴兵されていたという歴史的背景からミリタリーの要素も取り入れられています。

COTTON-WOOL BUFFALO CHECK SHIRTS ¥26,000+TAX
クラシックなバッファローチェックシャツ。脇にシームポケットが配置されることで、シャツとしてだけでなくアウターとしても着られます。サンタフェをイメージしたターコイズカラーと定番のレッドを加えた3色展開。

SCAR-STITCH DENIM SHIRTS ¥26,000+TAX
10オンスとやや厚いデニムを使用したステッチデニムシャツ。熟練の職人による絶妙なミシン使いで、ハンドステッチ風の縫い目から継ぎ接ぎが見えるステッチのデザインが特徴。

BACK-FREEZE NEEDLE PUNCH HOODIE(BIGHOLIDAY) ¥22,000+TAX
〈TMT〉の定番である「BIGHOLIDAY」のロゴが入ったフリースのパーカー。保温性が高く、寒い時期にもおすすめの一着。

HQ RIGID DENIM 5P TAPERED ¥20,000+TAX
世界有数のデニム産地備後地方にある老舗の機屋（織物をつくる職業）と共同開発したオリジナルデニム。旧式の力織機で織り上げられた14オンスのセルヴィッチで、生地・パターン・縫製・仕上げまで全てがメイドインジャパンで統一されています。