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東京から上海へ。オニツカタイガー × アンドレア・ポンピリオの2017SSコレクションは“アーバンサファリ”。

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スポーツシューズブランドから派生し、いまやデザイン性の高いシューズとして欧州はもとより、日本を含めたアジア圏内でも人気が高まりつつある〈オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)〉。

2013年春夏シーズンに始まったイタリア人デザイナーのアンドレア・ポンピリオとのコラボレーションラインの2017SSの発表が、東京から上海へとその場を移して10月末に行われました。日本に住まう身としてはややさみしい限りですが、同ブランドがアジア圏内で人気ということを裏付ける出来事です。

なんでも、上海ではスポーツウエアに対する需要が高まっていて、なかでもストリートやアーバンライフスタイルを表現するのに欠かせない要素となっていて、ブランドが浸透した東京に加え、中国・上海で新たなマーケットを開拓したいという狙いがあるようです。

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発表の場には、各国メディアやクリエイターなどが駆けつけ、日本からはアーティストであり女優の土屋アンナ氏(上記写真左)や、ミュージシャンである「水曜日のカンパネラ」のKOM_I氏(上記写真右)が参加し会場を盛り上げました。

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17SSコレクションではトータルで12ルックを展開。そのシーズンコンセプトは“アーバンサファリ”。北アフリカの風合いをデザインに落とし込み、ラグジュアリーワークウェアとスポーツウェアのミックススタイルを発表しました。アーバンサファリを代表する装飾がドレスやジャケット、パンツ、スカートなどに施され、メタリック素材などによりフュ-チャリスティックな要素をプラス。

シューズは〈オニツカタイガー〉のバスケットシューズをリモデルし、ライトメッシュなどを使用することにより春夏らしいコレクションに仕立てています。

アシックスジャパン取締役である庄田良二氏は、「中国のファッショントレンドやマーケットは力強く、今後グローバルブランドであるオニツカタイガーが中国国内のファション感度の高い消費者に受け入れられる可能性を感じております。世界に挑戦する日本ブランドとして行う初めてのグローバルコレクションの場所に相応しいと思い、今回のコレクションを開催しました」と、引き続きグローバルにおけるブランドのプレゼンテーションの意欲を語っています。

これから先、中国でのコレクション発表は増えていくのか。〈オニツカタイガー〉はそんなブランドの先駆けになるのか。そんな業界の未来地図を、コレクションの動きから占ってみるのも一興かもしれません。

Text_Shinri Kobayashi


オニツカタイガー × アンドレア・ポンピリオ

www.onitsukatiger.com/ja-jp#!collection/onitsuka-tigerxandrea-pompilio

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