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この多様な時代にふさわしい指紋を刻印した指輪。手がけたのは話題の黄色い防災ブックを生み出したデザイン集団です。

予想しなかった天災が頻発しているこの時代に合わせた、防災情報とデザインでまたたく間に話題となった『東京防災』BOOK。手がけたのは、社会や未来により良い変化をもたらすための活動を続けているソーシャルデザインファーム・ノザイナー(NOSIGNER) です。

今回、ノザイナーが企画構想段階から参画し、プロダクトデザインパートナーとして協力したのが、〈リング(Re.ing)〉の指輪「KEPPAN」です。

この指輪は、シルバーのリングにひとつひとつ異なる指紋の一部が刻まれます。捺印した指紋を送付し、その一部を切り取ってデータ化することで、指輪に自分の指紋を刻印することができます。納期はおおよそ二ヶ月ほど。ひとつの指輪に入る指紋の数は、最大5名までで、それぞれの指紋がデザインの一部となり、この指輪ができ上がります。また、この指輪はすべて幅・デザインともに性別を選ばず、指に馴染むように検証を重ね、型を作っているため、誰でも身につけることが可能です。

この指輪がもつ背景は、その名と密接な関連があります。

“かつて日本では、堅い決意や誠意などを表すために、自らの指を切り署名や花押などの上に流れ出た血を押す「血判状」が用いられていました。それは、多くの武士たちの間でお互いの約束を強く誓う決意表明であったと言われています。自分の気持ちを目に見える形にすることで、相手との信頼関係を深める意味もあったのでしょう。現代社会にも、同じ目的や夢に向かい決意を持ち、強い絆や関係性を築いている人たちがいます。そんな人々の意思表明のひとつとなり、持ち続けられる形があっても良いのではないか。そしてそれは、二者間にとどまらず複数間でも成り立っているはず。そんな想いから、この指輪が生まれました。”(原文ママ)

ウェディングやエンゲージリングだけとしてではなく、さまざまな想いを身にまとうことができる指輪として。

お互いの意思の表れとしても、また自分と大切な人たちとの絆のひとつとして複数人で着けることも面白そうです。ひととの関係性を証明する指輪でありながら、指輪の既成概念を軽やかに変えていくような使い方もできそうです。この多様な時代にふさわしい指輪でしょう。

Text_Shinri Kobayashi


KEPPAN
サイズ:5号~22号 *4号以下、23-27号は応相談

素材:シルバー 

リング幅:3mm

厚み:約1.4mm

表面加工:燻し

色:シルバー

価格:¥38,000+TAX

販売:Re.ingオンラインストア


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