クリーンかつベーシックに重心を置きつつも、わずかにハズしたり、違和感を混在させることでここにしかないオリジナリティを確立している〈ディガウェル(DIGAWEL)〉。着る人の想像力如何によって、その魅力はいくらでも変わり得る、ファッションを楽しむことのできるブランドとも言えます。
さて、〈ディガウェル〉の2019SSのルックのご紹介です。
以下、ブランドからの言葉です。
「今回のコレクションはさまざまなフォルムの中で方向性を探しながらマッス(絵画・彫刻・建築作品の、作品全体における定量的ではない一つのまとまりや塊を指す/編集部註)についてスタディを重ねました。
とくにボトムスは新たにリファインされたシルエットが加わり、全体のボリュームとバランスに変化が導入されました。 またこれまでのコレクションよりプリントなどを大幅に抑えて、表面の肌理までも色彩の一部とするような繊細なカラーパレットのシーズンになっています」
たしかにボトムスに関して、ワイドパンツは見当たらず、ミドルからスリムなパンツが散見されます。春夏らしいカラフルなアイテムと、ベーシックカラーとのバランスもいいですね。
1月後半から順次、お店に並んでいくとのこと。まだまだ寒い季節が続きますが、暖かな春を待ちながら、そのときのファッションをあれこれ考えるのも楽しいものです。
Text_Shinri Kobayashi
DIGAWEL
http://www.digawel.com/