〈ヘリノックス(Helinox)〉といえば、なんといってもチェアーです。シンプルな構造ながら丈夫で、コンパクトに持ち運べ、洗練されたデザインでリビングからキャンプ場まで幅広く使用できる。座り心地も文句なし。ほかにもテーブルやコット、バッグ類もラインナップされていますが、ついに今年の4月から、テントとタープが仲間入りを果たします。
そもそも〈ヘリノックス〉の親会社である「DAC社」は、独自で開発したテントのパーツを世界各国の名だたるメーカーに提供してきた実績があり、逆に、いままで〈ヘリノックス〉にテントとタープがなかったのが不思議なほど。今回は満を持しての発売というわけです。
まずはシェルター。2本のクロスポールと1つのスキンからなる4人用の「Tac. Field 6.0」と、2つのY型ポールと1つのスキンから構成されている2人用の「Tac. Field 4.0」。それぞれ、ドアカバーをロールアップすることで高い開放感を味わうことができます。「Tac. Field 6.0」に関しては天井がとにかく高いし、4人が悠々過ごせるほど広いです。大人数のキャンプにはうってつけ。
こちらはテント。自立式の1.5人用「Tac. Attack 1.5p」と「Tac. Attack Solo」は、どちらも設置、移動、保管が簡単です。サイドに位置するドアは2枚のパネルになっていて、上部にはベンチレーションを装備。山でも使える設計で、防風性も抜群です。
最後がタープ。高い遮光性とUVプロテクションで、しっかりと太陽をカットしてくれます。また、10個のループが縁にあるので、さまざまな方法、形で設置可能です。
どれもこれも、ヘビーデューティーな見た目になんとも心をくすぐられます。耐久性などのスペック面も申し分なしです。4月の発売まで、しばしお待ちを。
Text_Keisuke Kimura
Helinox
www.helinox.co.jp