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川島小鳥が銀杏BOYZのために撮り続けた少女たち。写真集『ファーストアルバム』

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「森の生活」の著者、ヘンリー・D・ソローはこう言いました。「この世界は、我々の想像力を描くためのキャンバスにすぎない」と。川島小鳥の写真を眺めていると、その平面の向こうに広がるストーリーを自ずと想像してしまいます。

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『ファーストアルバム』は、「銀杏BOYZ」のCDジャケットのために川島小鳥が撮影した少女たちが一同に介する、珠玉の写真集です。2007年発売の「あいどんわなだい」から最新シングル「生きたい」に至るまで、10年分のポートレイトが一冊の書籍に詰め込まれています。

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2000枚以上の未公開写真を再編集し、集った少女たちのポートレート。感受性の奥深くをさぐるような写真の数々は、かつて思春期を経験したすべての人の心へ届くでしょう。

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また、「ファーストアルバム」の発売を記念して、池袋パルコで写真展が開催されるほか、YUKI、麻生久美子、曽我部恵一、ミツメらが参加するトリビュートCD「きれいなひとりぼっちたち」と、特別編集ムック本「銀杏BOYS ぴあ」も同時発売。

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写真集には峯田和伸の寄稿文が収録されています。ファンならずとも必見の一冊と言えるでしょう。発売は12月7日(水)です。

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ファーストアルバム ¥2100+TAX

心の柔軟性は年をとるほど失ってしまうもの。ここらで一度、あの頃の記憶をひっぱりだしてみませんか?

Text_Taiyo Nagashima


ファーストアルバム
著者:川島 小鳥
価格:¥2,100+TAX
発売:2016年12月7日
発行:スペースシャワーネットワーク
books.spaceshower.net/books/isbn-907435912

川島小鳥(かわしま・ことり)
写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。佐渡の少女を1年間撮り続けた『未来ちゃん』(2011年刊)は写真集としては異例の12万部を売り上げ、国内外で巡回展を開催。2014年谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』を出版。2015年には、3年間に渡り台湾の人を撮り続けた『明星』で第40回木村伊兵衛賞受賞。作家活動と並行して、広告、雑誌、MVなども幅広く手がける。
www.kawashimakotori.com

写真展「ファーストアルバム」
会場:池袋パルコ7Fイベントスペース
住所:豊島区南池袋1-28-2 7F
入場:無料
会期:2016年12月15日(木)~1月9日(月・祝)10:00~21:00
※12月15日(木)〜25日(日)は21:30まで。12月31日(土)は18:00まで。1月1日からは20:00までの営業。
※最終日は18:00クローズ。

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