「伊勢丹新宿店メンズ館」の誕生15周年を機に敢行する大規模なリモデルにあたり、アニバーサリー・モデルもこれまでにない充実のラインナップとなっています。
「記念すべきタイミングにふさわしいテーマを考え、たどり着いたのはアーカイブ。かつてそのブランドを世に知らしめたマスターピースを復刻しました。アーカイブは初めて手にとられたお客さまへの格好の自己紹介になりますし、昔から知るお客さまにとっては思い入れのあるアイテムになりますからね」（渡邉駿メンズ・コンテンポラリー バイヤー）
売り場に並ぶおよそ60ブランドのうち、約25のブランドが取り組んだというアニバーサリー・モデルが3月6日（水）から一斉発売。その中から抜粋して紹介します。
N.HOOLYWOOD ¥26,000+TAX（EACH PRICE）
〈N.ハリウッド〉のデザイナー、尾花大輔さんは膨大な過去のコレクションで使ったオリジナルの生地から思い入れのあるチェックをピックアップ、オーバーサイズのシャツに仕立てた。そのいずれもがプリントではなく、織り柄というのも見どころだ。
A.P.C. ¥39,000+TAX
リサイクル流行りのビジネスに一石を投じる背中のメッセージが話題になった1994年のコーチジャケットを復刻。ポリウレタン・コーティングしたコットンに “100% PURE JUNK, NOT RECYCLABLE” のロゴをトーン・オン・トーンでさり気なく。
AURALEE ¥20,000+TAX（EACH PRICE）
3月にパリでランウェーショーを発表するなど勢いに乗る〈オーラリー〉。その起爆剤となった “セルヴィッチ・ウェザー・シャツ” を復刻。本来切り落とされる耳の部分を生かした意匠、オーバーサイズ、オリジナルのウェザークロスがキモだ。
White Mountaineering ¥65,000+TAX
創業時からつくり続けるウインドーブレーカーをいまの気分とテクノロジーでブラッシュアップ。ブルー＆ブラックのカラーパレット、オーバーサイズのシルエット、そして撥水＆透湿に優れた最新素材サイトスで仕上げた。
MARGARET HOWELL ¥27,000+TAX
プルオーバーのスタンドカラーシャツは “マイ・フェイバリット・シャツ” と命名し、マーガレット・ハウエル本人がもっとも愛した一着だ。これを黒白のストライプと無地の生地で表現。
nonnative ¥69,800+TAX
ノーカラーのシャツ “＝ノンネイティブ” というほど浸透したマスターピース。これを東レのウルトラスエード、気持ち大きなシルエットを描いた身幅、着丈でアップデート。
TS（S） ¥46,000+TAX（JACKET）, ¥27,000+TAX（SHIRT）, ¥27,000+TAX（SHORTS）
海外でも高く評価されるパッチワークのクレイジーパターンをフィーチャー。4つのチェックを組み合わせたジャケット、シャツ、ショーツをラインナップ。身頃とポケットの柄を合わせるなど、〈TS（S）〉ならではの芸の細かさも健在だ。
SCYE ¥62,000+TAX
ブランド創業時から展開していたドルマンとラグランのいいとこ取りをしたショルダー、その名も “ドルラグ・ジャケット”。肩を包み込む柔らかなシルエットはファッショニスタを唸らせた。これを大きめのパターンとヘビーなコットン・キャンバスで復刻。生成りと黒の2色展開。
SOPH. ¥26,000+TAX（KNIT）, ¥31,000+TAX（PNANTS）, ¥2,500+TAX（CHARCOAL）
いまや〈ソフネット〉、〈FCRB〉など複数のブランドを展開する〈ソフ〉のローンチ当初のブランドネームを復刻、これをその立ち上がりに一世を風靡したフィンガーホールニット、ベンチレーションパンツ、そして備長炭に載せた。
GRAPHPAPER ¥68,000+TAX（EACH PRICE）
その名の通り、ショップスタッフのためにつくられたショップコートを復刻。ショールカラーをノッチドラペルに、パッチポケットをフラップポケットにアップデートすることでよりモダンな雰囲気を獲得。上質なぬめり感のある化繊の風合いもたまらない。
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa
Edit_Ryo Muramatsu
伊勢丹新宿店メンズ館6階＝メンズコンテンポラリー
営業：10:30〜20:00
住所：東京都新宿区新宿3-14-1
電話：03-3352-1111
www.instagram.com/isetanmens_contemporary
www.imn.jp
