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アイビーにモッズ、テクノまで。『HEADS』はヘアスタルとカルチャーの結びつきを考える、いままでになかった一冊です。

HEADS HAIR STYLE IN CULTURE 1920-1980 ¥4,399+TAX

元来、ヘアスタイルとカルチャーというのは結びつきの強いもの。ですが意外や意外、このふたつの結びつきにフォーカスした参考書籍って探すとありませんよね。3月26日(火)に発売する『HEADS』は、日本初のヘア × カルチャー本。1920年代〜1980年代に巻き起こった23のカルチャーを題材に、それにまつわる代表的なヘアスタイルを徹底的に深掘りする、いままでにないヘアスタイル本になります。

各年代のカルチャーを順を追って紹介し、映画や音楽といった当時の写真や撮り下ろしのビジュアルを使いながら、歴史的背景を踏まえた詳細なテキストでヘアスタイルを解説します。ここでは誌面で取り上げたメンズのヘアスタイルのなかから、気になったものをピックアップして簡単に紹介してみます。

1950 IVY LEAGUE

ハーバード大やイエール大をはじめとした、アメリカ東海岸の名門私立大学8校からなるアイビーリーグ。文武両道のアイビーリーガーは、サイドを刈り上げたクルーカットを好みました。

1950 TEDDY BOYS

イギリスで最も古いストリートスタイルといわれる、通称“テッズ”。ヘアスタイルのポイントは極端にせり出した前髪。グリースを使って側頭部をタイトにまとめたテッズ・リージェントです。

1950 MODS

一口にモッズといってもそのヘアスタイルは様々で、写真のフレンチ・クルーカットはその一例。共通していえるのは、スタイリッシュなファッション同様にヘアスタイルも小綺麗で清潔感があります。

1960 SKINS

同年代のカルチャーとして同じく台頭したロングヘアのヒッピーに対し。頭を坊主に丸めたスキンズ。彼らは非常に好戦的であり、坊主はケンカのときに髪の毛が掴まれないという利点もあるとかないとか。

1980 TECHNO、NEW WAVE

80年代はデジタル創世記。シンセやリズムマシーンを取り入れた電子音楽が幅を利かせた時代です。揉みあげを水平で鋭角に剃り、襟足を刈り上げた機械的なヘアスタイルが流行しました。

こうして改めて見ると、カルチャーごとにヘアスタイルが全く違うのがわかります。服装と同様に、ヘアスタイルもスタイルをつくり上げるうえで重要な要素であることを再確認しました。

『HEADS』ではこのほかにもロッカーズ、ヒップホップ、UKパンク、グランジといったメンズスタイルから、ウィメンズのスタイルまで幅広く網羅しています。ぜひこの一冊で様々なカルチャーに触れながら、ヘアスタイルのことも一緒に学んでみてください。また、発売前日の3月25日(月)は原宿でローンチパーティも開催予定とのこと。詳細は以下に記した通りなので、こちらも合わせてチェックを!

Text_Yosuke Ishii


HEADS HAIR STYLE IN CULTURE 1920-1980
発売日:3月26日(火)
問い合わせ:apl
電話:03-5459-1595

HEADS LANCH PARTY
会期:3月25日(月)
時間:19時〜21時30分
場所:Labrat Boutique
住所:東京都渋谷区神宮前3-21-22 2F

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