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1950年代のモチーフをスローバック。ステュディオ・ダ・ルチザンの40周年記念アイテムがまだまだ登場。

1979年に日本で初めてヴィンテージジーンズを復刻させた、知る人ぞ知るブランド〈ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D’ARTISAN)〉。これまで数回に分けてリリースされてきた40周年記念アイテムですが、3月に発売されるのは以下のラインナップです。

1950年代、社会に不満を募らせた若者たちの反逆のシンボルとなったジーンズ。ハリウッド映画の中のスターたちがジーンズを着用しはじめ、ファッションアイテムとしても認知されはじめた “キングオブジーンズ” の時代がありました。今作では、当時のディテールにアレンジを加え、現代的なテーパードシルエットに。

生地は硫化カラーなどの混ざりけの無いピュアインディゴが使用されました。超長綿ならではの滑らかさと光沢感をもつスーピマ綿を混紡し、肌触りの良さにもこだわりました。綿本来のナチュラルなムラ感が楽しめるデニムです。

1950年代のヴィンテージデザインを彷彿とさせるホリゾンタイルパターン(天地のあるデザイン)を用いたレーヨン100%のアロハシャツ。京都の着物捺染で培った技法で何種類もの下版の組み合わせにより色を重ねるなど、こだわりが詰まっています。ヤシの木から覗くダイヤモンドヘッド、そして木登りをする豚など、ユーモアあふれるデザインとなりました。

日本最古の漫画といわれる『鳥獣戯画』をモチーフにデザインされたインディゴのアロハシャツ。うすぎぬのスクリーンを用い、手で生地を刷り込んでいく「手捺染」で作成した手の込んだシャツです。

どのアイテムも〈ステュディオ・ダ・ルチザン〉の生命線ともいえる古き良きモチーフや手法を取り入れたこだわりの品。まだまだ続報がありそうです。

Text_Rei Kawahara


STUDIO D’ARTISAN
www.dartisan.co.jp

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