ムッシュ ディオールはかつてギャラリストとしてサルバドール・ダリやピカソと仕事をしてきたという。
アートこそ〈ディオール(DIOR)〉のDNAを構成する大切な要素であると考えたメンズ アーティスティック ディレクターのキム・ジョーンズはサマー 2019 メンズ コレクションで現代アメリカを代表するアーティスト、カウズの巨大なオブジェを会場に飾り、度肝を抜いた。
初の東京開催となったプレフォール 2019 メンズ コレクションでカウズの役割を担ったのが空山基。“セクシーロボット” シリーズで一斉を風靡したイラストレーターの大家だ。会場には空山の作品がモチーフになった高さ12メートル、重さ9,000キログラムのオブジェがそびえ立った。
ここで紹介するのは、空山によるセクシーロボットやロゴデザイン、そして桜吹雪が舞うコレクション。“ディオールのヘリテージであり、ウルトラモダニティへのセレブレーション” と位置付けるそのコレクションは、ただひたすらフューチャリスティックで、エロティックだった。
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa
Edit_Ryo Muramatsu
クリスチャン ディオール
電話:0120-02-1947
www.dior.com