Yusuke Yamatani house#001, 2016, archival pigment print
フイナムでも何度か紹介している、写真家の山谷佑介。近年とみに精力的な創作活動を続けており、今週末より、またしても新作展が開催されます。
今度は、現在「森美術館」で開催している六本木クロッシングにも参加している、気鋭のペインター松川朋奈との二人展になります。テーマは「家」。
山谷は昨年新婚旅行のシリーズを発表しており、「自分自身が家庭を持つことにより「家」に興味を持ち始めました」とのこと。夜の住宅街を赤外線カメラで写した作品群は、どこかタブー的な匂いを感じさせる、新境地となりました。
Tomona Matsukawa I still think of it「今でも時々思い出すの」, 2016, 80.3 x 116.7cm, oil on panel
こちらは、松川朋奈の作品です。
Hajime Sawatari Rain, 2016, pigment print
そしてさらに、隣接した会場では、写真家・沢渡朔の展示も同時開催しています。
初日には、オープニングレセプションも行われるそう。会場となる「YUKA TSURUNO GALLERY」は、都心からは少し距離がありますが、わざわざ足を運ぶ価値はあるのではないでしょうか。
Text_Ryo Komuta
山谷佑介&松川朋奈「at home」+ 沢渡朔「Rain」
期間:6月4日(土)〜7月2日(土)
時間:11:00〜19:00(火〜土)、(日月祝休廊)
会場:YUKA TSURUNO GALLERY
住所:東京都江東区東雲 2-9-13-2F
電話:03-3520-1700
オープニングレセプション:6月4日(土)18:00〜20:00