©︎塚田直寛
ひと昔前、北海道土産といえば木彫り熊でした。もらったところで対処に困り、粗雑に扱っていた人も多いでしょう。ですが工芸品の価値が再定義されつつあるいま、その人気も高まりつつあります。
いま、多くの人が頭に浮かべているであろうものは、木彫り熊の一端でしかありません。バリエーションは驚くほど多い。今回「クラスカ(CLASKA)」では、無類の木彫り熊好きである編集者兼東京903会(くまさんかい)代表・安藤夏希さんのコレクションを中心に、木彫り熊だらけの展示をスタートします。
発祥の地とされる北海道・八雲町のものや、アイヌによって彫られた作品など、奥深い木彫り熊の世界を堪能できる本展。ほかにも、北海道好きが集まり、熊をテーマに座談会も開催されます。
木彫り熊、知れば知るほど魅力的です。どハマり注意!
INFORMATION
-北海道の木彫り熊の世界- 東京で、熊さんかい?
会期:8月10日(土)〜9月8日(日)
場所:CLASKA Gallery & Shop “DO” 本店
住所:東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 2F
電話:03-3719-8124
時間:11:00〜18:30
トークショー「熊座談会」
会期:8月17日(土) 15:00~
出演:福田春美(ブランディングディレクター)、ルーカスB.B.( 雑誌『PAPERSKY』編集長 )、安藤夏樹(東京903会)
do.claska.com