世は広しといえど、ベビー用品はママ目線で作られたものが多く、パパの目線に立ってつくられたそれは、今までほとんどありませんでした。そんな中登場したベビーギアブランド〈ドリブル(DRIBBLE)〉は、完全パパ目線をテーマにつくられています。
カセットデッキ、ターンテーブルなど、男子の心をくすぐるモチーフ。ポップさも忘れずに。
名前と生まれが書き込めるデザインは、ミリタリーからのサンプリングでしょう。他にもカモフラ柄やカレッジテイストのロゴなど、メンズウェアの無骨さを取り入れつつも、あくまでキュートなアイテムが揃います。
はじめてパパになるときには、たくさんの喜びと不安を抱くもの。そんな新米パパの背中を押すのが〈ドリブル〉のプロダクト。パパが「自分のお小遣いで買える範囲」の価格設定にも、優しさを感じます。いいコンセプトですよね。
DRIBBLEとは英語のスラングで「よだれをたらす」という意味ですが、わが子の「よだれ」は何故か汚く感じず、むしろそこには特別な愛情が生まれる。ここまで愛にあふれたブランド、昨今なかなか見つからないのでは。現役のパパも、未来のパパも、ぜひ注目してみてください。新作の発売は、来年2月以降です。
Text_Taiyo Nagashima
DRIBBLE
www.dribble.jp