いつまでたってもなにも変わらないものが定番ではない、ちょっとづつ進化しているのが定番なのだ。このお知らせを聞いてそんなことを思いました。
上質なニットの代名詞、1784年創業の〈ジョン スメドレー(JOHN SMEDLEY)〉がサイズスペックを設定し直した新しいシルエットのベーシックシリーズが登場します。
その名も「Sweaterシリーズ」。従来の〈ジョン スメドレー〉のニットの、身体に沿うインナーというアプローチとは逆の発想で編み立てられたシリーズで、セーターやスウェットのように、一枚着としての新しい提案となっています。
¥32,000+TAX
¥33,000+TAX
¥39,000+TAX
確かに見るからにこれまでのフォルムとは異なる仕上がり。かなりゆったりしたように見えます。
歴史に裏付けられた基本の型をベースに、細かい寸法調整を行い、上品さを失わないバランスに設計しています。
¥33,000+TAX
¥36,000+TAX
¥39,000+TAX
生地には、編み立てがしっかりとされていて網目の表面が非常に綺麗な24ゲージを使用。
クルーネック、タートルネック、ポロ、クルーネックカーディガン、Vネックカーディガン、モックネックの全6種、定番色を中心とした各6色展開と、しっかりとしたコレクションとなっています。
具体的にどこに手を入れたかというと、肩幅を現行よりも広く設定し袖山を低くすることでゆったりとしたスリーブラインを形成しています。また、それに比例するように身幅にもゆとりを持たせています。
さらに肩の繋ぎの部分は〈ジョン スメドレー〉のニットの大部分に見られる(後ろ身頃に斜めに繋がる)「ファッションショルダー」ではなく、(ネックから肩先を直線で繋ぐ)「ストレートショルダー」へと変更しています。
縫い代が非常に薄く、肩周りにゴロツキが無く着心地も良い反面、非常に高い技術と手間が必要な仕様。
ベーシックというブランドのポリシーはそのままに、上品さを失わないよう計算されつくしたフィット感と言えるのではないでしょうか。