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サマソニに現れた漆黒のハイエース。TOYOTAが何かを企んでいるらしい。

クルマ業界におけるトップランナー「トヨタ(TOYOTA)」が何やらおもしろい動きをしているらしいんです。先週末開催された「SUMMER SONIC 2019」で、そのプロジェクトの出発点が垣間見られるという情報をキャッチして現地に向かうと、そこには漆黒のハイエースが鎮座していました。

Drive Your Teenage Dreamsという「トヨタ」のキャッチコピーをアレンジしたメッセージが描かれた車体。このクルマこそがいまから展開されていく「トヨタ」のチャレンジングな取り組みの主役で、アーティスト、ミュージシャンなど、さまざまなジャンルのクリエイターと手を組んで1年間を通して全国各地を巡り、その過程でハイエースが変容・完成されていく様子をロードムービーとして収めるというもの。

例えば、ハイエースの特徴である荷台の大きさを利用して車内を音楽スタジオにしたり、何かを販売するためのポップアップショップに変身させたり。クリエイターたちにこのハイエースを提供して、「このパレットをあなたならどう描きますか? どんなことができますか?」というお題でクリエイティブなことをしていこうというのがこの取り組みの本筋です。

インスタグラムのアカウント「@toyota.jp」でコンテンツ内容がコンスタントに配信され、ドキュメンタリーテイストに編集された動画が「トヨタ」のYoutubeチャンネルにアップロードされていくのだとか。

YOSHI

VERDY

プロジェクトの皮切りの場所として選ばれた「SUMMER SONIC 2019」では、アーティスト・俳優として活躍するYOSHIくんをフックアップアーティストに、巨大な壁面メッセージボードを制作。会場にはイラストレーターのVERDYさんも足を運んで、スペシャルなイラストを残していきました。

『フイナム』が気になったのはご覧のアパレル類。落とし込まれているのは1967年の初代ハイエースのカタログを引っ張り出してつくったグラフィックだそうで、パリ メンズ ファッションウィークで必ず話題になる〈カー(KAR)〉に似たデザインセンスすら感じさせます。

細かい話ですが、世界でトップシェアを誇る誰しもが知るメーカーでは、何かをはじめるときに付いてくる制約もかなり多い。若者のクルマ離れが囁かれて久しいですが、「かつてのクルマへの憧れがあった時代とはもう違って、現代では若者のニーズを理解してメーカーがモノづくりをしていかなくてはいけない。若者がクルマから離れているのではなく、メーカーが若者に寄り添っていないのではないか」というトヨタ社長・豊田章男氏の想いが今回のリブランディング・プロジェクトの原動力になっているのです。

これまで見ることのなかった「トヨタ」の新しい可能性を感じたこのプロジェクト。漆黒のハイエースが全国のどこに現れて、クリエイターやアーティストとどんなユニークなことを仕掛けてくるのか今後も目が離せません。

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TOYOTA

toyota.jp

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