このクリスマスシーズンに、スターバックス コーヒー ジャパン(株)が本にまつわる心温まるプロジェクト「Book For Two(ブック フォー トゥー)」をスタートしました。
その内容とは、お客さんからユーズド本(古本)をご提供いただき、その本の査定・買取を専門家に依頼し、その買取金の全額を「社会福祉法人 日本点字図書館」に寄附することで、目の不自由な方々のためのオーディオブック(録音図書)や点字図書の製作に役立たてるというもの。今やあらゆる街や駅にあるスターバックスの店舗を利用したプロジェクトだからこそ、本を通じてより簡単にかつ身近に、目の不自由な方のサポートができるという仕組みになっています。
誰かの心を満たした本が、役目を変え、別の誰かの本として生まれ変わることから、「Book For Two」と名付けた、スターバックス オリジナルのプログラムです。
実は、2008年からすでに取り組みはスタートしており、これまでに集まった古本は27万冊以上に達し、累計900万円以上を日本点字図書館に寄附しているとのこと(2016年11月時点)。8回目となる今年は、全国のスターバックス687店舗で実施されます。
このプロジェクトのキモは、店舗数の多いスターバックスを通じて行うことができる、ということでしょう。断捨離の時期でもあるので、要らなくなった本をぜひ誰かのために役立ててみてください。
Text_Shinri Kobayashi
Book For Two
期間:12月1日(木)~12月25日(日) ※一部の店舗で実施期間が異なります
場所:スターバックス コーヒー 一部店舗 (687店舗)
※実施店舗はこちらをご参照ください。
対象本:一般書籍、洋書、CD、DVDなど ※新聞、雑誌、公序良俗に反するものは除きます。
www.starbucks.co.jp/responsibility/bookfortwo