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日本にはない本場サウナのあり方がここにある。フィンランド人とサウナの関係性を描いた映画が公開中!

自宅やオフィス、夏小屋のプライベートなサウナから、湖畔や街なかの公衆サウナまで、約550万人の人口に対して約300万個のサウナがあるという、サウナの本場・北欧フィンランド。

ここ日本でも、本や漫画だけでなく、連続ドラマがテレビで放映されるなど、サウナブームもここに極まれりといった感じです。日本のエンタメ、アクティビティ性、祝祭性の強いサウナとはちがい、どうやらフィンランド人とサウナとの付き合い方は、より日常的なようです。それが本作『サウナのあるところ』で描かれています。

作品では、すねに傷持つさまざまなひとたちが登場します。だれもが平等に味わえるサウナという空間でロウリュ(蒸気)に包まれながら語られる、14のエピソードの中には、重くて辛いものが少なくありません。離ればなれになった娘のこと、犯罪歴のある昔の自分のこと、かけがけのない“親友”のこ と、先に逝ってしまった妻や子供のこと…心の奥底にずっとしまっていた人生の悩みや苦しみ、大切な想いを打ち明けていきます。

すでにサウナが当たり前になったフィンランドで、サウナでだからこそ話せる人生のこと。この邦題「サウナのあるところ」が意味するところも納得できます。

もちろん、作中でフィンランドのサウナ文化が楽しめるのもサウナーには願ったりかなったりでしょう。

フィンランドの春夏秋冬の美しい自然とともに、 DIYによるキャンピングカー型や電話ボックス型のサウナ、そのまま湖に飛び込めるサウナ小屋、首都ヘルシンキや2018年に世界サウナ首都を宣言したタンペレの歴史ある公衆サウナ、ランプを吊るしたテントサウナなど、バラエティに富んだユニークなサウナが登場します。

サウナーはもちろん、サウナではなくフィンランド社会やそこで暮らす人びとに興味がある人はぜひ。ブームではない、日本ではなかなか見られないサウナの形が見えてくるはずです。

INFORMATION

映画『サウナのあるところ』

2019年9月14日、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか全国順次公開
©2010 Oktober Oy.
www.uplink.co.jp/sauna

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