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L.L. Beanと過ごして感じた、肩肘張らない自然との向き合い方。

いまから107年前の1912年。レオン・レオンウッド・ビーン(L.L.Bean)によって設立された〈エル・エル・ビーン(L.L. Bean)〉。

真っ先に思い浮かぶのはトートバッグとビーンブーツでしょう。でも、れっきとしたアウトドアブランド。シェルもあるし、インサレーションだって豊富。

ただ、山を縦走したり、バックカントリーをしたり、そういったエクストリーム用のものは多くなく、あくまで“生活の延長にあるアウトドアシーン”を想定したものづくりが行われています。

ほかのアウトドアブランドとの違いがもうひとつ。それが、どこかアナログな雰囲気が漂っているというところ。アウトドアウェアって“デジタル”とも言い換えられると思うんです。最新技術・素材を用いているから。ただ〈エル・エル・ビーン〉のアイテムが醸し出す雰囲気は、不思議と人の温もりのようなものを感じるんです。

普通、ここまで大きな組織になれば、本社を都市に構える場合が多いですが、〈エル・エル・ビーン〉はいまでも、アメリカはメイン州にある、人口1万人に満たないフリーポートに本社を構え続けています。そんなところも、アナログっぽさを感じることに起因しているのかもしれません。

10月末、そんな〈エル・エル・ビーン〉が主催する1泊2日のキャンプイベントが開催されました。会場は群馬県の「北軽井沢スウィートグラス」。

キャンプ場から見える浅間山。

簡単なアクティビティと手の込んだ料理、そして焚き火。1泊2日でコンテンツはこれだけ。

誰かのライブがあるわけでもなく、ワークショップの類もない。派手さはないけれど、なんとも〈エル・エル・ビーン〉らしい、心地いい空気がずっと流れるキャンプだったのです。

浅間山を横目にマウンテンバイクを2時間。

コース内には本格的なダウンヒルもあり。

ディナーは〈エル・エル・ビーン〉の本拠地、メイン州の名産であるロブスターを使った巨大パエリア。

ディナーのあとは、焚き火を囲んでチルアウト。

1日目はマウンテンバイクで軽く汗を流し、その後は巨大なパエリア鍋を使ったキャンプ飯がふるまわれ、そのあとはみんなで焚き火を囲む。

2日目の朝。吐く息も白くなるほどの寒さ。

イベントで招聘されたシェフは、キャンプ料理専門レシピサイト「ソトレシピ」の代表・千秋広太郎さん。

2日目は早朝から散歩をし、朝食をとって、最後はジップライン。

自然の中に身を置いて、過ぎていく時間をじっくりと味わう。これが〈エル・エル・ビーン〉流の、外遊びというわけです。

アナログだなんだと書きましたが、もちろんそう見えるだけで、機能はアウトドアブランドそのものということも付け加えねば、です。

例えば、キャンプ中に参加者全員が着ていた〈エル・エル・ビーン〉のダウン。パッカブルで850フィルパワーで、とにかく軽くて暖かい。これがなければ、標高1200mの夜は耐えられなかった。

ミッドレイヤーに着ていたフリースも着心地がよくて、ダウンとの干渉も少ないし、なんたってカタディン・ロゴがいい。街着でも使える便利なヤツです。

こんなに高機能な素材を使っているにも関わらず手の届きやすい価格っていうのも〈エル・エル・ビーン〉の魅力のひとつではないでしょうか。

創業して以来、無理することなく、等身大であり続ける〈エル・エル・ビーン〉の姿勢をキャンプを通して存分に感じることができました。きっとそんなところが、長く、万人から愛されている理由なんだろうな。

INFORMATION

L.L. Bean

www.llbean.co.jp

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