ストリートカルチャー × 波佐見焼。ブラックアイパッチの新たな試みに注目です。

アートや音楽との深い結びつきを武器に、様々な角度からストリートカルチャーを発信する〈ブラックアイパッチ（BlackEyePatch）〉が、日本の伝統工芸・波佐見焼の産地メーカー「マルヒロ」とコラボレーション。原宿のギャラリー「COMMON」にて、明日11月21日（木）〜24日（日）にかけて展示販売会「「取扱注意」～MARUHIRO × BlackEyePatch presented by en one tokyo 」を行います。

〈ブラックアイパッチ〉と波佐見焼。意外過ぎる組み合わせではありますが、そこはストリート由来のミクスチャーセンスでカバー。焼き物のコラージュ作品やロール・スロイスのエンブレムであるフライングレディを模した花器、はたまたアメリカのビール瓶の形をした磁器製お香立てなど、双方の長所を巧みにミックスし、見事にストリートアート作品へと昇華しています。

こちらは焼き物の伝統柄である氷裂文を〈ブラックアイパッチ〉がリデザイン。よく見るとブランドロゴと「取り扱い注意」の文字が見え隠れしている。銅板転写独特の擦れや欠けズレを意図的に施すことで、味わい深い表情を演出している。

懐古主義にとらわれず、新しい価値観を付加しながら日本の伝統工芸をいまに発信する今回のコラボレーション。こういった試みは面白いし、大歓迎です。波佐見焼の制作工程を追った「マルヒロ」の特集記事をご一読のうえ、ぜひとも会場まで。

また、初日の21日（木）はゆるふわギャングのRyugo Ishidaを迎えたレセプションも開催。こちらは一般の方も入場可能なので、気になる方は合わせてチェックを！