昨年発表された〈バレンシアガ（BALENCIAGA）〉と「WFP（WORLD FOOD PROGRAMME）」のコラボレーションを覚えていますか？ 「WFP」とは飢餓のない世界を目指して、年間約80カ国、8,000万人に支援を行う国連の食料支援機関。この認知拡大と基金を募るため、〈バレンシアガ〉では「WFP」のロゴとスローガン “Saving Lives, Changing Lives” をあしらったフーディやベルトバッグなどを発売し、売り上げの一部を「WFP」に寄付しました。
引き続き、今年もこのコラボが行われます。発表されたコレクションは、両者のロゴをあしらった写真のTシャツとフーディをはじめ、レインコート、パンツ、ブラウス、帽子、スカーフ、バッグなど。今回はこの売り上げの20パーセントが「WFP」に寄付されます。なんとこのパーセンテージは昨年の2倍。そんなところにもこの企画に掛ける〈バレンシアガ〉の意気込みが伝わってきます。コレクションは12月3日（火）から一部直営店で発売する他、ブランドのオンラインストアでも順次展開される予定とのこと。
半袖T シャツ 各¥45,000＋TAX
フーディ ¥86,000＋TAX
「WFP」との取り組みは、ジョージア（旧グルジア）という不安定な国に生まれた、アーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリアだからこそできるものかもしれません。コレクションのボリュームしかり、彼の思いは人一倍だと思います。これをきっかけに「WFP」の活動を知ってみるのもいいかもしれません。
