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【試写会プレゼント】SEEDAの歴史的名盤を基にした映画『花と雨』。音楽×青春のこの映画は「偽りの自分から抜け出せ」と訴える。

日本のヒップホップ界で歴史的名盤と言われるSEEDAのアルバム「花と雨」を原案とし、新進俳優、笠松将が主演を務める映画『花と雨』。12月17日(火)に行われる一般試写会へ、10組20名様をご招待します。

応募方法は、件名に「花と雨」と記入し、氏名、メールアドレス、住所を明記のうえ、12月10日(火)正午までに[presents@rhino-inc.jp]へメールをお送りください。当選者の発表は、当選通知をもってかえさせていただきます。

幼少期、ロンドンで育った主人公の吉田は、閉塞的で村社会的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。同級生や現実を冷めた態度で見つめ満たされない日々。そして次第に学校から距離を置くようになった時、“Hip Hop”と出会った。Hip Hopを通じて日本で初めて自分が表現できる場所・仲間とも出合い、身も心もHip Hopにのめり込んでいく。吉田は、いつか海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸にラッパーとしての練習や活動をしながらストリートでは、ドラッグディールで実績と自信をつけていく。しかし、物事はそう簡単にうまくはいかなかった。ラップバトルで再会する同級生には負け、掴みかけたチャンスは仲間に裏切られ次々と失った。初めて自分の居場所だと思えたからこそ、その現実の厳しさに晒され、自分を見失って行く。
Hip Hopへの情熱も薄れ、いつしか単なるドラッグディーラーに成り下がっていた。
夢に邁進する姉の麻里とも距離を置くようになり、いつまでもうまくいかない現実から逃げる吉田は、ついに逮捕されるはめに。そしてその先に待っていたのは、最愛の姉との別れだった。これが、自分のやりたかったことなのか? 
吉田はラッパーとして、1人の人間として、現実を乗り越えられるのか…。

テレビではMCバトル番組が人気を博し、つい最近ではDJ松永が世界一のDJに輝いたというニュースが届くなど、お茶の間とまでは言わないけれど、ここ日本でも着実にリスナーを増やしているヒップホップ。きれいなだけではなくヒップホップに付随するヒリヒリするようなリアルな面も描きながら、厳しい現実から逃げ続けてきた一人の青年がマイクで、言葉で、自分自身を表現していくその様は、現代的な青春映画として輝きを放つだろう。

どんどん閉塞感や息苦しさが蔓延していくこの日本で、その監獄をぶち破るようなパワーを観るものへと伝染するような映画になっているのか。ぜひ劇場で確認してみてください。

INFORMATION

『花と雨』特別試写会実施概要

日時:12月17日(金) 18:30開場 18:45開演
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 SC1
住所:渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 8F
登壇者(予定):笠松将/仙人掌(センニンショウ)
ご提供人数:10組 20名(1組2名様までご入場頂けます)※試写会当日はマスコミが入る可能性があります。
公式サイト:Phantom-film.com/hanatoame/
(C)2019「花と雨」製作委員会 
2020年1月17日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国公開。

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