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原宿VACANTの最後の映画イベントへ。テーマはまさに今を象徴する「映画と性」。

今月をもってクローズすることが決まっているカルチャースポット、原宿の「バカント(VACANT)」。

今春より、新時代のシネフィル(映画愛好家)として町山広美さん・廣瀬純さん・五所純子さん・鍵和田啓介さんの四名を語り部に迎え、魅力尽きぬ映画世界への扉をノックする連続イベント「HARAJUKU CINEMA CLUB」を開催してきました。これまでプレイベントを含め計7回開催しています。

第7回目となる今回のゲストには、その中からお二人が登場します。

放送作家として活躍し、女性誌を中心に鋭い批評眼に裏打ちされたカジュアルな文体の映画コラムを数多く執筆されている町山広美さんと、エッセイ/創作/批評が入り混じる、独特の視座と文体で文筆活動を行い、i-D Japan webで「映画の平行線」を連載している文筆家・五所純子さんのお二方。

「セックス」というタイトルはゲストの二人から提案されたもの。今年トークイベントでご一緒する機会が多かったという二人。今回はそういったトークイベントで話しきれなかった事柄について、あらためて語り合うとのこと。なかでも話題の中心は「映画と性」になります。単純にポルノ映画やセックスシーンにフォーカスするわけではないそうで、お二人が考える「映画」と「性」の距離について伺えるはずです。

映画の見方の多様性や深度、シネフィルたちの熱い映画愛と出会える、そんなひとときになるのは間違いありません。

こちらは本シリーズ最終回となります。

「VACANT」に別れを告げながら、この場所らしい映画イベントにぜひ足を運んでみてください。後年振り返ったときに、あの場所の大事な思い出になるでしょうから。

INFORMATION

HARAJUKU CINEMA CLUB vol.7「セックス」

ゲスト:町山広美、五所純子
日時:2019年12月18日(水) OPEN 19:00 / START 19:30
会場:VACANT/1F
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13
料金:[一般]予約¥2,000 当日¥2,200 / [学生]予約¥1,800 当日¥2,000(※各1drink付き)
ご予約は右記WEBページより承ります。https://www.vacant.vc/single-post/HCC07

〈ゲストプロフィール〉
町山広美 (まちやま・ひろみ)
放送作家/コラムニスト。ADを経て、20歳で放送作家に。バラエティー番組を持ち場として、現在の担当番組は『有吉ゼミ』『マツコの知らない世界』『MUSIC STATION』ほか。『幸 せ!ボンビーガール』ではナレーターも兼任。映画レビューは、おもに女性誌でこそこそ書き続けること、四半世紀。

五所純子(ごしょ・じゅんこ)
文筆家。映画や文芸を中心に、雑誌・書籍・パンフレットなどに寄稿多数。著書に『スカトロジー・フルーツ』(天然文庫)、 共著に『1990年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など。「月刊サイゾー」にて「ドラッ グ・フェミニズム」、「ele-king」にて「幸福の含有量」、i-D Japan webにて「映画の平行線」を月永理絵と連載中。

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