ドイツはベルリン。成熟した文化が根付くヨーロッパにおいて、いまだに挑戦的な試みが数多く行われている魅力的な街です。
そんな地で2017年に設立されたブランド〈エリス(ARYS)〉。弱冠26歳のCEOが立ち上げた、スタートアップのアパレルブランドです。
CEOの年齢やスタートアップということで、懐疑的な見方をする人もいるかもしれませんが、その実力は本物です。2018年に開催された世界最大級のアクティブ展示会「ISPO」では、ライフスタイル・コート部門で金賞を受賞。その後はヨーロッパ諸国で取り扱いが一気に広がり、シェアを広げ続けています。
「ISPO」のキーワードからもわかる通り、テック素材のアイテムがラインナップされているのですが、アウトドア用ではなくあくまで日常着。
といっても、人によって異なる日常。〈エリス〉は機能素材と着心地を重視したデザインで、あらゆる日常に最適化されます。服自体が服の用途を決めるのではなく、着る人に合わせて服が順応してくれるのです。
非常時になると、機能素材のアイテムの価値が一層見直されます。このタイミングは思考と嗜好を変化させていく、いい機会かもしれません。