夏でも快適なニットが着たいという方には、まっ先に〈ヤシキ(YASHIKI)〉のニットをおすすめします。〈ヤシキ〉は古くから繊維産業が盛んな北関東の両毛地区で生産をしている日本製のユニセックスニットブランド。デザイナーの地元である石川県の風景からインスピレーションを受けた、素朴で上品なプロダクトが揃います。
以前ニュースでも取り上げましたが、2020春夏のコレクションのテーマは「風薫る」。季節の移ろいとともに感じられる自然の香りが表現されています。今回はそのなかから、青々と茂る樹木の木陰をイメージした新作のニットを紹介。
木陰の落ち着いた雰囲気を表すためシンプルな鹿の子編みに。それにより肌への設置面積が少なくなり、ニット特有のごわつきがないさらりとした肌触りになっています。さらに、2色の糸の混紡により、色の出方がひとつひとつ微妙に異なるので、ニットの表情に奥行きがでてきます。
目まぐるしく状況が変わる日々のなかでは、なにか寄りかかれるものがあるといいですよね。〈ヤシキ〉のような安らぎを与えてくれるブランドもそのひとつ。末永く付き合っていきたいものです。