お待たせしました、お待たせしすぎたのかもしれません。…この口上、『全裸監督』以来、何回使わせていただいたでしょうか。。スミマセン、頼り過ぎですね、はい。
というわけで、待望のアイテムがリリースされました。互いが互いを高め合う、そんな理想的なコラボレーションを積み上げてきた「ウィズム(WISM)」と〈スタビライザージーンズ(STABILIZER GNZ)〉。
究極のスリムラインを追求したストレッチジーンズ「W-01」、精妙なフレアが美しい「W-02」を経て完成した「W-03」は、〈スタビライザージーンズ〉が初めて取り組むチノパンです。
「ウィズム」ディレクターの堀家龍さんも、〈スタビライザージーンズ〉のデザイナーの矢實朋さんも、自身のクローゼットにはチノパンはないそう。そんな二人が穿くならどんなチノパンがいいのか?
共通言語であるミリタリーやワークなどの雰囲気は漂わせつつも、アメリカのカジュアルブランドが作っていたチノパンツをデザインソースに、デニムブランドが展開するチノパン、をコンセプトに制作は進みました。
生地は無骨なチノクロスは敢えて使わず、 コンフォート感溢れるプレーンなチノクロスの生地をセレクト。 クリーンな印象のワイドテーパードシルエットとなっています。
ディテールの特徴としては、フロントの両玉縁ポケットや、フロントのタックを跨いだウォッチポケットなど、80’s特有のものを採用しています。
結果、無骨でも粗野でもない、けれども、いいとこの坊ちゃんが穿いているような感じでもない、まったく新しいスタイリングのチノパンが完成しました。
振り幅の大きい一本なので、トラッドな感じに寄せても良し、今風のストリートテイストに持っていってもハマるのではないでしょうか。
かくして、「ウィズム」に新たな名作ボトムが誕生したのでした。
今回はこの制作秘話が動画になっておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
なんと前後編の大ボリューム。堀家さん、矢實さんのアブストラクトな言語感覚が炸裂しています。お二人がこういった動画に出演するのは初! なんとも貴重な肉声となりました。