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【STAY HOME】おうちで聴きたいプレイリスト。

新型コロナウイルス(COVID-19)拡大防止のため、緊急事態宣言が発出後、多くの方に在宅勤務や外出自粛が求められています。それに伴い、音楽シーンでも現在、ライブやイベントの自粛が続いています。ただし、今もこれからも、音楽が鳴り止むことはありません。元気をもらったり、気分を高揚させてくれたり…、日々の暮らしと音楽ってすごく密接だと思うので。

そこで、フイナムでは「STAY HOME」をテーマに、音楽が大好きな3名の方にプレイリスト作成を依頼。題して「おうちで聴きたいプレイリスト」です。邦楽洋楽問わず組まれたリストは、どれも一聴の価値あり。仕事や読書、ほっと一息のBGMとして、ぜひ聴いてみてください。それぞれの曲を選んだ理由(コメント)も、自然と頷けるはずです。

このプレイリストを通して、少しでも読者の皆さんが快適に過ごせますように。


PROFILE

小口大介
フリーランスのプロデューサー

大手スポーツメーカー勤務を経て2016年に独立。東京と北海道を行き来しながらプロデュース業という名のなんでも屋を生業とする。
@daisukeoguchi


【COMMENT】

01「Gold the Moon , White the Sun」Donald Byrd
陽射しが柔らかい時間帯(天気の良い午前中)にコーヒー飲みながら。裏のシャッフルギターのリズムと音色、BPMがちょうどいい。

02「Love Has Found Its Way」Dennis Brown
Stay Homeといえども、日々太陽に当たるべく散歩やサイクリングは欠かせないと思っていて、その時に必要な音楽。

03「Everybody Loves The Sunshine」Roy Ayers Ubiquity
前述の「Love Has Found Its Way」と同様、欠かせない一曲。

04「Pekanpe Uk」安東ウメ子
家のテラスに置いている蝦夷松の盆栽の新芽を積む時に。故郷(北海道)に想いを馳せながら。

05「Skating In The Central Park」Bill Evans
午後(3時くらい)の一休みに。晴れていても曇りでも雨でも、どんな天気の時に聴いてもその情景に馴染むと思っている。

06「たまにはぼくの家に遊びに来ませんか」曽我部恵一
ひとり暮らししていた時を思い出して、たまにあの日に戻りたいって思う曲(笑笑)

07「そして僕は途方に暮れる」大沢誉志幸
80年代の日清カップヌードルのCMソング。「きみのつぎにあったかい」ってキャッチコピーのシリーズで、心に「グッ」と来ていた。いつかこんなCM作りたいなーって中学生ながらに思ってた。 YouTubeで調べると出てくるので是非見て頂きたい!「ハングリアン民族」シリーズも最高!

08「L.A. Night」阿川泰子
MUROさんのラジオで流れてて好きになった曲。阿川泰子さんの声(ビジュアルも)ってとっても色っぽくて艶っぽくって、僕の中の「いい女」像なんですよね。一度弄ばれてみたい(苦笑)

09「Early Summer」福居良
かなり前ですが、とあるレコードバーの素晴らしいサウンドシステムからこの曲が流れてきて、音の厚 み、抑揚、音色に心奪われ、それからというもの音楽に入り込みたいときに音量大きめで聴く曲。

10「I」GEZAN
2020年はGEZANの曲を聴くことが多い。マヒトの言葉に共感を覚えることや元気づけられる。彼らのようなレべルミュージックをやっているミュージシャンは、政治に対して歌うことも多いと思うが、GEZANは政治に対して歌うのではなく、僕らひとりひとりに対して訴えかけてくる。そこに共感を覚える。この曲も最後に「幸せになる それがレベルだよ」って歌ってるんだけど、僕もまさにそう思う。


PROFILE

eri
デザイナー、ショップオーナー

1983年ニューヨーク生まれ。東京育ち。学生時代からビンテージワンオフブランド〈CHICO〉を手がけ、現在は〈mother〉〈VTOPIA〉〈TOWA CERAMICS〉のデザイナーも務める。また、2015年に自身の父が1980年にアメリカで起業したヴィンテージショップ「DEPT」を再スタート。昨年、輸入雑貨店「DONADONA TOKYO」をオープン。カフェ「明天好好」のプロデュースも手掛ける。
@e_r_i_e_r_i


【COMMENT】

01「Perfect」Smashing Pumpkin
一番愛しているバンドはスマパンです。すべての曲が大好きですが今の気分はこれ。パーフェクトって何かな、って考えてしまう。

02「Que fait la vie」Vanessa Paradis
この前、南仏の田舎道をドライブしてる時になんとなくこのヴァネッサのライブアルバムを聴き直したら超エモかったのでまた聴きたくなりました。

03「Nightcall」Kavinsky
名曲ですね。最近は毎日家と会社を車で往復ばかりですが、夜のドライブに聴きたい。

04「Hey Dude」Kula Shaker
キッズのころ超好きだったなーこのアルバム。一曲目は今聴いてもあがる! お昼に元気出したい時に、踊りながら聴きたい!

05「Body Party」Ciara
シアラ大好き! これも名曲ですね。運転しながら大声で歌います。

06「Standing On the Rainbow」THE CHECKERS
チェッカーズからはエモソングを。仲間との絆を歌った曲は今会社のみんなと心をひとつにして頑張っている中、さらに胸にぎゅうっときます。

07「Guerrilla Radio」Rage Against The Machine
意外? かもしれませんが世代的にレイジが好きです。これはトレーニングするときに必ず聴きます。バイクとかスピード系のトレーニングに向いてます!

08「Can’t Help Myself feat.SD」Brodinski
トレーニング続きで、これは緩急あるのでランニングでスピード上げたり緩めたりに向いてます!

09「BWV 988 : Aria」Glenn Gould
クラシックからは奇才グールド。私はこのアルバムを愛していて、とくにこのアリアを聴くとフラットで前向きな気持ちになれます。

10「A Case of You」k.d.lang
k.d.langが同じ同郷のアーティストの曲をカバーしたアルバムは必聴です。全曲素晴らしいのですが、今日はこの一曲。元曲もいいけど、彼女のアレンジ…、最高…、これもつい一緒に歌っちゃう!


PROFILE

南部雄亮
Concert and Event Production

1983年生まれ。今年で13年目を迎えるクリーンな野外フェス「頂 -ITADAKI 」(新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止)を主催する「BOOM BOOM-BASH」所属。昨年10月に開催した「HNF -フイナムのフェス-」ではライブの総合演出を担当。その他、人気セレクトショップやブランドのイベントプロデュースだけでなく、5lack、ペトロールズ、RHYMESTER、YOGEE NEW WAVES、D.A.N.、GEZANなどのプロモーターも務める。
@yusuke.nanbu


【COMMENT】

01「Grind the Brain」5lack
圧倒的な存在感。彼は特別です。ライブ制作をしてますが、進化し続ける彼のアイディアにいつも心が躍り、素晴らしいメンバーが集結している最高のチームで仕事ができていることが幸せなのです。

02「Midnight Magic feat. Roy Ayers」cro-magnon
若い頃、初主催イベントをやったときに、オファーしたときから変わらぬかっこよさ。クラブでの演奏でダンスを植え付けたのはこのバンドなのではないでしょうか!? お酒を飲み過ぎてないときのライブは必見(笑)

03「Blurred」mabanua
同曲のMVは、写真家 水谷太郎さんがディレクションを担当。私も制作で参加して、みんなで手作りした思い入れのある作品です。山ちゃんとは10年来の付き合いで、いつも新たな才能に驚かされ刺激をもらいます。

04「a love song」EGO-WRAPPIN’
毎年恒例の野音、キネマ倶楽部へ遊びに行くことが自分への活力となっています。エゴのライブは常に最高を更新。コロナが収束したら、是非足を運んでほしいです! よくマネージャーさんと渋谷で朝まで飲んでいるのでご一緒できる方がいればお気軽に(笑)

05「HOW DO YOU FEEL?」Yogee New Waves
メンバーみんなのまっすぐな心が大好き。毎年進化していくヨギーのライブからは、音楽の魔法を感じる。BAYON PRODUCTION、チェックしてください。

06「ALL I DO」THA BLUE HERB
心の中にある言葉を言い当てられていくTHA BLUE HERBのライブ。BOSSさんには、簡単に心の内を見破られてしまう気がするので、しっかり生きようといつも思わせてもらえる師範のような存在です。

07「タイムライン」clammbon
大好きな1曲。フェス現場で、郁子さんが、私に「今日の1曲目楽しみにしてて!」と言って、本番でイントロが流れたときは本当に感動しました。今は、夕暮れ時に、ベランダで聴いてください。

08「奇跡はいつでも」青葉市子
唄声とクラシック・ギターの音色。彼女の音は、耳ではなく心で受け止めるのです。いちこさんと会話するときは、私もつつましくなります。

09「屋久の日月節」YAKUSHIMA TREASURE
朝一に聴くのがオススメです。昨年、フェスやイベントで多くの現場を共にしましたが、進化してる彼女の歌声には、カンパネラとは違う新たな可能性を感じます。

10「三線の花」BEGIN
BEGINの歌が国歌でいいのにって思ってます。制作してるフェスで、彼らをブッキングできたときが自分にとってのスタートラインでした。

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