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LGBTQ+として生きるすべての人を支持する、カルバン・クラインの新キャンペーン #PROUDINMYCALVINS。

近年、世界的なホットワードである “ダイバーシティ”。日本語に訳すと “多様性” という意味を指すこの言葉は、社会、文化、仕事…、さまざまな分野の考え方の根本、グローバルスタンダードになりつつあります。この中には間違いなく、LGBTQ+も含まれます。それを象徴するように、日本でもそういった人々を尊重し、想いを共有するイベント「レインボープライド」が各地で行われているのをご存知でしょうか。

ここでフォーカスするのは〈カルバン・クライン(Calvin Klein)〉の「#PROUDINMYCALVINS」。LGBTQ+として生きるすべての人々を支持するキャンペーンです。注目したいのは9名のアーティストがセクシュアルマイノリティとしての経験を自らの言葉で語っているところ。

出演者は聴覚障害を持つトランスジェンダーのモデル、チェラ・マンを筆頭に、メアリーV(フォトグラファー)、パブロ・ヴィター(ブラジル人歌手、ドラァグクイーン)、ジャリ・ジョーンズ(モデル、俳優)、ミナ・ガーゲス(モデル、俳優)、ジア・ウッズ(シンガー)、トミー・ドーフマン(俳優)、リース・キング(モデル、詩人)、アマ・エルセサー(俳優、モデル)。ムービーは英語ですが、それぞれのリアルでキュートな表情や美しさがよく伝わってきます。以下では4人をピックアップしました。

“I believe as any queer person, you’re always part of the queer community… it’s always there. We have your back” Chella Man

“And that’s what a family is built on: showing up and being there for each other.” Jari Jones

“Being able to say I’m gender queer, gender fluid, non-binary, makes me feel like I have a place.” Tommy Dorfman

“Today I can be whoever I want to be.” Pabllo Vittar

撮影を担当したのは、世界的な写真家のひとり、ライアン・マッギンレー。「テーマは自分の個性すべてに誇りを持つこと。LGBTQ+コミュニティのすべての人に、自分は代表者であり、一員であり、賞賛される存在であると感じてほしかった」。最近、彼はムービーにも力を入れていますが、スチールから表現を変えてもそれぞれのキャラクターがしっかり捉えられています。

このキャンペーンは5月14日から展開されています。さらに今後は共通テーマである愛、家族、カミングアウト、アライシップ(支援)、アイデンティティを伝えるコンテンツも発信していくとのこと。

〈カルバン・クライン〉はキャンペーンを打つだけでなく、最近では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、NGO団体「OutRight Action International」の「COVID-19 LGBTIQ国際緊急基金」設立に協力。被害を受けた人々を支えるLGBTQ+関連団体を支援していることも特筆すべきことだと思います。

INFORMATION

カルバン・クライン

www.calvinklein.com
Instagram:@calvinklein

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