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スニーカーのオンライン取引所。新鋭サービス、ストックXの日本版がローンチ。

近年スニーカー人気が過熱するのと同時に、いわゆるプレ値がついたレア物も数多く出回るようになり、転売市場は拡大の一途を辿っています。そんなリセール市場を牽引するのが、2016年に誕生した「ストックエックス(StockX)」。需要の高いスニーカーや服などの個人間取引をサポートするプラットフォームです。

そして今回、その日本版が満を持して登場。ウェブサイトやSNSを日本語で展開し、円表記にも対応、さらに日本でカスタマーサポートを開設。これにより、98,000点以上のアイテムに日本全国からアクセスが可能になりました。

しかし、今や同様のサービスが乱立するなかで、なぜ「ストックエックス」がこれほどの注目を浴びているのか。ここでは、その秘密についてご紹介していきます。

商品ページ

販売推移のデータ

まずは、画期的な価格設定システム。株式市場と同様の仕組みを採用し、価格は常に需給に応じて変動。買い手と売り手は、サイト内に提示される最安値で購入または最高値で販売することができます。また、各自で希望額を提示して入札・出品することも可能です。

商品ページでは現在の入札・出品価格や平均販売価格、過去の取引履歴などの詳細な情報を表示することで、不当な取引を排して、適性価格での売買をサポートします。

鑑定センター

正規品であることを証明する鑑定タグ
(ストックエックス提供)

取り扱われるアイテムは、もちろんすべて正規品。世界6ヶ所にある鑑定センターにて、高度な訓練を受けた鑑定士が真贋判定を行っているので、偽物を掴まされる心配も無用です。

こうした透明性と信頼性を武器に、破竹の勢いで成長を続ける「ストックエックス」。今回のローンチに際して、同社のCEOであるスコット・カトラーは、以下のようにコメントしました。

スコット・カトラー

当社は長らくアジア、なかでも日本を飛躍的な成長のカギを握る地域と見てきました。日本の購入者と販売者向けのサービス強化は、グローバルで拡大し続ける利用者の顧客体験の向上を目指す、当社の継続的な取り組みの証です。日本の豊かなデザインの歴史は、1980年代後半の原宿までさかのぼるスニーカーやストリートウェアに深く根ざしています。アジア初の拠点をどこに出そうかとなったときに、熱心な愛好家の活気に満ちた東京以外の選択肢は考えられませんでした。彼らにも大好きなアイテムに公平にアクセスできる機会が提供されるべきだと考えました。

さらに、共同創業者のジョシュ・ルーバーはこう語っています。

ジョシュ・ルーバー

2016年の会社設立以来、東京は拠点のひとつとして候補に挙がっていました。私自身が個人的に、日本のアートとデザインに以前から見られる独特な美意識のファンというのもありますが、当社のプラットフォームが真に地域に密着した形で、日本の利用者に世界の幅広いブランドへのアクセスを提供する一方で、世界のユーザーと日本のデザイナーやメーカーとその作品やキュレーションとの架け橋となり得ることに、なにより興奮を覚えます。

取り扱いブランドには、〈ジョーダンブランド(Jordan Brand)〉〈アディダス(adidas)〉〈ナイキ(NIKE)〉〈シュプリーム(Supreme)〉といったリセール市場の定番から、〈ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)〉〈グッチ(Gucci)〉といったハイブランドもラインナップ。さらには、〈ロレックス〉の腕時計や、村上隆さんなどのアート作品までも揃います。

ストックエックスで取引されているアイテム

“転売=悪”と思われがちなリセール市場に新たな風を吹き込んだ「ストックエックス」。その徹底した管理システムからは、スニーカーへの並々ならぬ愛情を感じることができます。レア物スニーカーをお探しのヘッズのみなさん、これからのお買い求めはこちらでどうぞ。

※写真はすべてストックエックス提供

INFORMATION

ストックエックス

stockx.com

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