渋谷の喧騒から離れ、代々木方面を奥へ進むと現れる一軒の本屋。ガラス越しに覗くのは、行儀よく整列した本や雑貨たち。ここは「SPBS 本店」、東京のカルチャーシーンの一端を担う、唯一無二の本屋です。
「シブヤ パブリッシング アンド ブックセラーズ(SPBS)」は2007年に創業して以来「本と本屋の未来の扉を開く」というビジョンを掲げて活動してきた、いわば本と編集の総合企業。先述した奥渋谷の店舗を基点に、最近では豊洲、渋谷スクランブルエアなど、じわじわとその勢力を拡大しています。
そんな彼らが明日6月11日(木)、虎ノ門に新店舗「SPBS TORANOMON」をオープンします。なぜビジネス街に? と思われた方も多いと思いますが、それも彼らの企みなんです。
「SPBS TORANOMON」は、ビジネスパーソンの新しい日常をサポートするために編集された、セレクト本屋。「ウイルス」「リモートワーク」「AI」など、現代を象徴するキーワード別に書籍スペースを設けたり、ビジネスシーンで使える文具や雑貨を販売します。
白い本棚で囲まれたレクチャースペースは、ほかとは異なり、感性を磨くことのできる本がずらり。また「全ての本は教材である」をキャッチフレーズに、オリジナル講座「SPBS THE SCHOOL」やイベントを行う予定です。
新たなターゲット層に向けて放たれるSPBSの矢は、虎ノ門に、本屋業界にどのような影響を与えてくれるのか。その行く末が楽しみでなりません。
SPBS TORANOMON
オープン日:6月11日(木)(開業日のみ11:00-20:00の短縮営業)
住所:東京都港区⻁ノ門 1-17-1 ⻁ノ門ヒルズ ビジネスタワー 2F
営業時間:月〜金 8:00-20:00/土日祝 11:00-19:00
※イベント等により変更あり
shibuyabooks.co.jp/spbs_toranomon/
instagram.com/spbs_toranomon/
twitter.com/SPBS_toranomon/
【感染症拡大防止のための取り組み】
・スタッフの検温、手洗い、うがいなどの体調管理と職場の衛生管理を徹底します。
・スタッフはマスクを着用します。
・混雑時にはお客様の入店制限を行います。