自然へ旅立つきっかけに。アンドワンダーの直営店に新設されたOUTDOOR GALLERYにフイナム編集部が潜入！

並木通りから一本脇道に入った、元代々木町の閑静な住宅街。そこに、アウトドアブランド〈アンドワンダー（and wander）〉初の直営店「MT.」はあります。

2011年春夏からスタートした、池内啓太さんと森美穂子さんによる〈アンドワンダー〉。街と山をキーワードに、本格的な機能性と、タウンユースにも対応するデザイン性を兼ね備えたアウトドアウェア＆ギアを展開しています。

そんなアイテムをフルラインナップに近い形で揃える「MT.」が、この度リニューアルオープン。元々オフィスとして使用されていたという3・4階を改装し、ギャラリースペース「OUTDOOR GALLERY」を新設しました。

フイナム編集部が潜入してきたので、気になるその内容をご紹介していきます。

3階では、「Hello PAPERSKY! | 20 years exhibition」と題した展示を8月16日（日）まで開催。“地上で読む機内誌”をテーマに掲げる「ペーパースカイ（PAPERSKY）」の60冊にもおよぶバックナンバーが壁一面を飾ります。世界各地の魅力を独自の視点で発信してきた雑誌なだけに、旅好きにとってはたまらない展示なのではないでしょうか。

また、同フロアには服や雑貨を常設。限定アイテムをはじめ、デザイナーがセレクトした一点もののヴィンテージや、〈アンドワンダー〉のアーカイブがラインナップします。

「OUTDOOR GALLERY」のロゴがあしらわれたTシャツやトートバッグは、このギャラリーでしか買えないレアアイテム。ちなみに、バッグは防水性に優れているため、バケツとしても使用できるそう。

古着は、派手な配色やファニーなプリントが印象的なアイテムを中心にセレクトされています。こちらのアウトドアスタイルのスヌーピーがプリントされたTシャツと、スリーブ部分に「スターバックス」などの企業ロゴが入ったジャケットは、“ザ・ヴィンテージ”といった出で立ち。

こちらは、〈アンドワンダー〉と、イラストレーターのジェリー鵜飼さん、そして“しごと着”をコンセプトに掲げるブランド〈ジョックリック（Jockric）〉のトリプルネームによるコラボアイテム。フォルムは割烹着、ファブリックは防護服などに用いられるタイベック、デザインはフットボールTと絶妙なあべこべ感が印象的な仕上がりに。

雑貨には、「ペーパースカイ」のオリジナルとして、ボトルやニットキャップ、写真家・石川直樹さんとのコラボバンダナなどがラインナップ。そのほか、アウトドア要素を感じるセレクトアイテムや、デザイナーの森美穂子さんの選書も並びます。

階段を上がった4階には、先ほどご紹介したジェリー鵜飼さんの作品が展示されています。ちなみにこちらの作品は、池内さんと森さんが出演された「ペーパースカイ」の最新号に掲載されたものの原画。

ジェリーさん自身が巡り歩いた、東京の大地に根を張る樹木の様が独特のタッチと色彩で描かれています。実際に作品を購入することも可能なので、気になる方は自分の目でご覧になることをおすすめします。会期は7月19日（日）まで。

6月19日よりオープンした、〈アンドワンダー〉と「ペーパースカイ」による「OUTDOOR GALLERY」。アウトドア好きにとってたまらない場であることはもちろん、これから自然を楽しみたい方にもいいきっかけとなるはず。展示のほか、イベントスペースや〈アンドワンダー〉のラインナップスペースとして使用することも考えられているそうなので、今後の動向に要注目です。