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片岡亮介が中目黒のギャラリーVOILLDで初個展開催。先達の筆に倣った、現代のオイルペインティング作品が並びます。

数多のカルチャーを鮮やかに横断し、新たな領域に進出しつつある若手作家、片岡亮介さん。アーティスト、グラフィックデザイナー、イラストレーターと多彩な手札をもつ彼は、ミュージシャンやクリエイターにもファンが多く、広告仕事をはじめ、国内外での展示にも積極的に参加しています。

2019.Artwork for chelmico 2nd Album「Fishing」

2020「HALF-ASLEEP」トーキョー カルチャート by ビームス

そんな片岡さんが、新作の個展「WELLNESS PAINTINGS(ウェルネス・ペインティングス)」を開催します。場所は、カルチャーを爽やかに煮詰めて発信する、中目黒のギャラリー「ボイルド(VOILLD)」。意外にも同ギャラリーでは初の個展ということで、どんなグルーブが生まれるのか今から楽しみですね。

開催前ではありますが、作品の一部を特別にお見せします。

“doodle” Oil, Aerosol, Acrilyc, Silkscreen ink on Canvas.
2020© Ryosuke Kataoka/Courtesy of VOILLD

“ENGROSS” Oil, Aerosol, Acrilyc, Silkscreen ink on Canvas.
2020© Ryosuke Kataoka/Courtesy of VOILLD

“DROP, WASH, FOLD” Oil, Aerosol, Acrilyc, Silkscreen ink on Canvas.
2020© Ryosuke Kataoka/Courtesy of VOILLD

“WATCH OUT” Oil, Aerosol, Acrilyc, Silkscreen ink on Canvas.
2020© Ryosuke Kataoka/Courtesy of VOILLD

新作は約20点、筆跡や画材の温度感が伝わるオイルペインティング作品です。コロナウイルスの影響により混沌とし、閉鎖的になってしまった世の中や人々の在り方と、美術の根源とも言える「描くこと」への疑問に迫るというのが大きなコンセプト。

片岡さん自身が、絵画というものと改めて対峙。先人が用いてきた「筆」を握りなおし、過去作品をサンプリングするかのように描きました。さらに、スプレーやマーカー、シルクスクリーンなどの多様なツールを持ち込み、その上からあえてトーンを崩すという表現も。

絵画の原点に立ち返り、いまを見つめ直した末に生まれた作品は、時間や国や次元など、さまざまな境界線を超えていくでしょう。開催は明日7月11日(土)から。目撃するしかないっしょ。

INFORMATION

RYOSUKE KATAOKA solo exhibition “WELLNESS PAINTINGS”

会期:7月11日(土)〜8月2日(日)
開廊時間:12:00~19:00
休廊日:月曜、火曜
入場料:無料

VOILLD(ボイルド)
住所:東京都目黒区青葉台 3-18-10 カーサ青葉台 1F
問い合わせ:contact@voilld.com
ギャラリー公式サイト

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