キュレーションストア「フイナムズ」の中から、編集部員が気になったモノを紹介する「今日のフイナムズ」。大きな反響をいただいているようで、現在売り切れ続出中。そんな読者の期待に応えるため、テーマを設け、一挙に複数アイテムをセレクトするこちらのコーナーがスタートしました。今回は、スタイリングに困った時の救世主「ブラックアイテム」をご紹介。
———————————————————————
▼「DoLuKE」Euro LACOSTE Polo Shirts
長袖派と半袖派で二分されそうな夏のポロシャツ事情ですが、ここでは長袖を猛プッシュします。
理由は単純、大は小を兼ねるから。腕まくりすれば、少し強引ですがほぼ半袖。それでいて、春、秋、冬でも着れちゃう。つまりオールシーズン活躍してくれる万能選手なわけです。
ということでご紹介するのは、〈ラコステ(LACOSTE)〉のポロシャツ。大定番のアイテムですが、こちらはフランス製、もしくはユーロ企画と思われるもののようで、生産国にこだわる方にとってはたまらないポイントのはず。
ともに四季を超えていく相棒にいかがですか?
———————————————————————
▼「DAMAGEDONE」Remake REDKAP Nylon Twill Pocket Shirt
いくら心惹かれたアイテムでも、サイズが合わないから泣く泣く買うのを諦めた、なんてことは一度や二度はあるはず。そんな時は「DAMAGEDONE」を訪ねましょう。
「DAMAGEDONE」はセレクトに加え、アメリカ企画などのビッグサイズのものを、日本人の体型にフィットするようにリメイクを施したアイテムを展開していて、こちらのシャツもそのシリーズのひとつ。
〈レッド キャップ(RED KAP)〉のワークシャツをベースに、アメリカ軍が採用していたジャングルファティーグジャケットを彷彿とさせるディテールを落とし込みました。
さらに、オーバーな身幅はそのままに、着丈に手を加えることで、野暮ったさを払拭したビッグシルエットに仕上がっています。
———————————————————————
▼「HAg-Le」CAMBER 8oz. Pocket T-shirt
連日猛暑が続くこの時期、お気に入りの服が汗でドボドボになることを憚って、無地Tをヘビロテしている方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにお勧めしたいのが、〈キャンバー(CAMBER)〉のTシャツ。
“MAX WEIGHT”の名の通り、8オンスの肉厚生地が使用されていて、ガシガシ洗濯してもへこたれる心配なんてご無用の質実剛健なブツです。
“Made in USA”を貫き続けるブランドの姿勢もまた物欲をそそってきますよね。一枚持っていて損はないかと。
—————————————————————
▼「Tam」NIKE Mock Neck Cutsew
“夏はシンプルな服装になりがち”、このフレーズはもう耳タコかと思いますが、かといって否定できない事実でもあります。
そんな中で個性を出すための服というのは、やはり少しのクセが必要。その筆頭株として挙げたいのが、モックネックのカットソーです。
首元にアクセントが生まれるだけで、急に品よく、小洒落た雰囲気になるモックネック。かといって、上品になりすぎないのが味噌で、それを下支えしているのは〈ナイキ(NIKE)〉のスウッシュです。
一枚で着るのはもちろん、レイヤードで首元からチラッとロゴを覗かせるスタイルもまたいいですね。
———————————————————————
▼「YOUNGBLOODS」Levi’s 646 STA-PREST
1960年代後半、ベトナム反戦運動や、公民権運動などに代表されるような反体制ムーブメントから、アメリカを中心に巻き起こった“ヒッピー”。
“ラブ&ピース”を理想に掲げた若者たちは、長い髪と髭を蓄え、カラフルな柄シャツにワイドデニムを合わせるという、ひとつのスタイルを築きました。
1969年に発売された〈リーバイス(LEVI’S)〉の「646」は、そんなヒッピースタイルを象徴するモデル。鐘の形に似ていることから“ベルボトム”の愛称で親しまれ、ジミヘンをはじめとする往年のアーティストたちがこぞって着用したことでも有名です。
近年のフレアシルエットの流行を受けて、再び注目を集め、価格も高騰しているようなので、今押さえるべき一品として推薦させていただきます。