「俺の味方だと信じていたけど、たまに裏切ってくるし、繊細で気難しい。」
これはドローイングアーティストSUGIさんが、9月よりおこなう個展「K A N K A K U」に際して残した言葉。自身の「感覚」との距離感について嘆いたもので、本展のテーマでもあります。今回は特別に、展示される作品の一部をお見せします。
何気ない景色のなかに彼の思想が遊泳していて、ハッとする作品ばかり。
コロナウイルスによって予想だにしない出来事が怒涛のように襲ってきて、不安と悲しみに暮れもしたが描く手をやめられなかった、とSUGIさん。自粛期間中に制作したという今回の作品たちは、絵を描くという表現の尊さを再確認するきっかけになったそうなんです。
表現者でいる限り、ずっと付きまとうであろうこのテーマに、どのような解をだしたのか。東京と福岡のふたつの地で行われる本展。まっさらな感覚だけ携えて、訪れてみてください。
巡回展「K A N K A K U」
■東京
会期：9月3日（木）〜9月6日（日）
場所：JOINT GALLERY
住所：東京都渋谷区神宮前３丁目25-18 THE SHERE 104
営業時間：12:00-20:00
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■福岡
会期：9月25日（金）〜10月2日（金）
場所：PARK STUDIO
住所：福岡県中央区警固1-3-7 1F
営業時間：12:00-19:00
ギャラリー公式HP
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※ウィルス対策のため、入店前のアルコール除菌や検温など万全な体制でお待ちしておりますので是非、ご来場くださいませ。
SUGI
1990年三重県生まれ。ドローイングアーティスト。これまでにG-SHOCKやRenault（ルノー）の広告、MASATO, Minnesotah（KANDYTOWN）、MARTER（JAZZY SPORT）、illmore（Chilly Source）のジャケット、アパレルとのコラボレーションにライブペイントなど枠に囚われない様々なアート表現を展開。その自由・大胆かつ詩的な描写が脳を駆け巡るイラストレーションは、若者を中心に老若男女、ジャンル問わず各方面から注目を集めている。
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